まだ雨は降り続いているのかと、薄暗い外を見るとベランダの床は乾いていて、ちょっと西に寄った南の空にはおぼろながら月が浮かんでいる。
今日も雨かと思っていたが、午前中はかろうじて晴れるらしい。
明日も晴れマークが並んでいて、今日より長く太陽を拝めそうだ…予報の通りなら。
天気予報はここ数日の関東地方のぐずついた天候の言い訳に「菜種梅雨」を挙げ、しかも今年の梅雨前線は例年より早く日本列島に接近し、5月には梅雨入りするかもしれない、などと言っている。
その代わり、梅雨明けは案外早そうだという予想もあって、ひょっとすると例年なら梅雨入り時期の6月中旬には梅雨が明けてギンギラギンの真夏がやって来るってこともありそうなことまで口走る有り様だ。
まぁ、予報だから何とでも言えるし、そうならなければ「大気の状態が予想ほど動きが少なくて…」とかなんとか、何とでもいい訳はつくのだろう。
それじゃぁ当たらない易者と一緒じゃないかとも思うが、気象予報という仕事とはそういう仕事なんだと思えば聞き流しておけばいいだけのことだ。
それよりなにより5月から本格的な梅雨に入ってしまったら、ちょっと困ることがある。
最盛期に大輪の花をたくさん咲かせるバラにとって、雨は夜中にちょこっと水分補給に降ってくれればいいのであって、日中は陽光の下で輝いてもらわなければその価値は相当損なわれてしまう。
バラを大切に育てている身にとって、「それだけは勘弁してよ」と切に願い、例年通り6月になってからの梅雨でどうしていけないのサと祈る気持ちにならざるを得ない。
陽光に輝かず、水滴まみれになって重そうにうつむいて首を垂れるバラなんて、見たくないんだ。
鉢植えの「空蝉」は1週間ほどで最初の花が咲きそう♪ (つぼみを真上から見た所)
空蝉はひとつの枝先に4つから5つの花を咲かせる
空蝉は薄茶色の何とも言えない花色の持ち主で、上品さが群を抜いているところが魅力
しかし、枝そのものが柔らかいので4つも5つも花が開くと、重みで垂れ下がって全体の姿が乱れてしまうのが欠点と言えば欠点
ただ今、生育は順調♪
(朝陽輝く今朝06:20撮影)
こちらはオレンジ色の「ノリコ」
昨年カイガラムシにやられたが、今年は今のところ被害は出ていない
不注意でつぼみをつけた枝を2本も折ってしまった(涙)
挿し木で育てた3年目になる「ブラッシング アイスバーグ」も順調(今朝撮影)
殿堂入りの名花「アイスバーグ」の枝替わりで、薄いクリーム色の花をたくさん咲かせる
まとまって咲いているところは見事で、庭に3本まとめて植えてあり、ひときわ目立つ♪
「セント オブ ヨコハマ」は香りがすごくいい♪
おまけは「サルビア ネモローサ カラドンナ」
濃い紫色の長い花穂が様々なバラの花に良く似合い、且つバラを引き立てる役割を担う
このほか、わが家の主力のつるバラ‶七人衆〟の生育は順調♪
そんなわけだから5月の梅雨入りは切に御免こうむりたいものだ