冷え切るって、お前のいる部屋の温度はいったい何度なんだ?
10度を下回っているとでもいうのか?
外は木枯らしでも吹き始めたか?
霜が降りて雪に見間違えるほどか?
そう問い詰められるとグウの音も出ないが、寒いものは寒いのだ。冷えるものは冷えるのだ。
放っておけばくしゃみと鼻水の嵐・洪水に見舞われる。
ほら見ろ! ティシュペーパーの箱がもう空になっちまったじゃないか。
短パンかって?
まさか。
下は真冬用の暖パン。濁点ひとつで大違いなのだ。まったく。
上は半そでの下着にこれも冬物の長袖シャツと3本のラインの入ったアディダス社製の2003年の横浜Fマリノスのウオームアップ用の少し厚めのブルゾン様のもの。
それでもしばらく座っているとくしゃみ鼻水の白兵戦なのだ。
なのでついに昨日の夕方、ガスストーブを引っ張り出してきて点火テストをやったんである。
部屋の中の温度?
19度でしたよ。19度ありました、ハイ!
それが何か?
いいですなぁ、あのぬくもり。部屋の中が忽ちモァ~ッと暖かくなって…
第一、寒いのは心の中まで冷え切ってきて、それがやがて心そのものが貧しくなってきますからねぇ。
温かくしておくに限るんですよ。
もちろん今朝は起きてすぐに点火しましたよ。
部屋の温度はやっぱり19度でしたよ。淀川長治風に言えば「寒いですねぇ~」「寒いですねぇ~」「嫌ですねぇ~」「この映画が終わったら暖かくして寝ましょうねぇ~」なのだ。
ボクは起きたばかりだけどね。
ストーブの温度設定は22度。部屋の温度はあっという間に23度に。
いえ、起きたての部屋の中は今朝も19度ありましたよ。それが何か?
ボクはもう自家発電能力の衰えたジジイなのですよ。
これはボクの家なのだ。これで良いのだ!
それにしても面倒くさい季節になったものだ。
服はたくさん身に付けなければならないし、部屋は暖めなければならない。
インフルエンザは流行るし、朝が遅いのにあっという間に日が暮れる。
寝入ってしまう動物が増え、花は少ない。裸木の間を冷たい風が吹き抜けやすくなる。
命の輝きの乏しい季節があったものだ。
冬至までまだ2か月余り。立春まであと……百ウン日。春分の日に至っては……
はぁ~るよこい、はぁ~やくこい♪ のミヨちゃんはまだ赤い鼻緒のジョジョさえ買ってもらっていないぞ。
写真は雨が止んだのを見計らって撮ったわが家の花々
黒星病で夏の終わりに葉が落ちてしまって心配したブラッシングアイスバーグ
こちらも同様に葉が落ちてしまって心配したノリコ
エキナセアのグリーンジュエル
上はサルビアの1種のナントカで下はセージの仲間のナントカだが、咲いている姿の違いを無視すると驚くほど良く似ている。
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