4日ぶりに晴れ間がのぞき、青空が広がったのは午後も2時を回ったころからだった。
遅い昼ご飯の時に点けていたテレビの画面に江ノ島から見えている富士山が写り、「どんよりした曇り空なのに富士山は見えてるんだ」と意外な気がしたのだが、富士山が見えているんなら散歩でもしてくるかと、その気になった。
定番のコースは歩数にして6000歩程度、のんびり歩いて1時間ほどだが、起伏があり、それも意外ときついので、そこそこに心肺能力への刺激にはなる。
昨日はその定番の内、さらに1000歩ほど短くショートカットしたので、歩数はぎりぎり5000歩だった。
年が明けて以降、ボクの動きは極端に鈍い。
年末の29日に自転車でのパトロール納めをして、翌30日には汚れきった自転車をピカピカに磨き上げて初漕ぎに備えたのだが、いまだに自転車に触ってもいない。
寒いのは冬なのだから当たり前で、それが理由ではない。
バラのせん定を終わらせてから…と言う気もあるが、去年なら姫たちが帰って行った3日か4日には湘南海岸自転車道を走っているのに…
昨日を含めた4日間は冷たい雨にたたられたから仕方ないとして、それ以前はよく晴れていたし、3月並みに暖かい自転車日和の日もあった。
何だか、そういう気が起こらないのだ。
バラのせん定は気合を入れてやれている。作業はあと少し。
なのに自転車には触りもしない…
多分に精神的なものなんだろうな…と推測はしているが、今のところ「よしっ!」と言う気には、なかなかなれそうもないなという気がする。
ただ一方で、それはそれで今の自分がどういう状態にあってこれからどう変化していくのか…その辺りを観察してやろうじゃんという、第三者的な気持ちも生じ始めている。
七面倒くさいことだとも思うが、そんな感じ。
しばらくはこんな状態が続くんだろうなぁと思う。
やれやれ…
まだ薄暗いが、今朝もまたどんよりと雲が垂れこめているよ。
近所の高台から見た午後3時過ぎの富士山
拡散する光に紛れるように薄っすらと見えている
富士山を隠してしまっては元も子もないが、周りを彩る分には雲は名わき役である
光る海と江の島