1日目は「良いお湿りだ♪」と、むしろ歓迎したほうだった。
それが2日目も続き、たまたま腰を痛めていたので養生にはちょうどいいと、まぁ許容できた。
しかし、3日目も冷たい雨が降り続けるとなると話は別で「いい加減にしろよ」という気になり、そうそうコタツのシミにばかりなっていられないという気分になる。
さてどうするか…
山の神は招待券が届いている「片岡球子展」を見に行きたいというのでお供することにした。
会場は横浜駅東口のデパートの中にある美術館。
今回の展覧会は「面構」(つらがまえ)と題した片岡球子のライフワークとも言うべき、歴史上の人物の面構えを描いた作品44点を一堂に会しているのが特徴。
作者は「面構えは顔だけを描いているだけでなく、その人間が現代に生きていたらどんなふうに役立つかなどと思いながら描いています」と語っていたそうだ。
加えてパンフレットには「綿密に取材・推敲を重ね、確信をもって血肉のある人間に仕立て上げている」という評が載っていた。
中には確かに「なるほど…」と、言われてみればそうも見えなくはないし、強く惹かれる面構えもあるにはあったが、むしろ対象の人物が着ている着物の色や柄に魅かれるものを感じた。
直接見たままを描いているわけではないのだけれど、実際、あれに近い衣服をまとっていたとすれば、相当豊かな服飾文化が日本には花開いていたということになり、ちょっとのぞいて見たくなるくらい魅力的である。
「赤富士」を背景にした葛飾北斎の面構え
歌川国貞と四世鶴屋南北
浮世絵師歌川国芳と浮世絵研究家鈴木重三先生
足利義満 (以上ネットの展覧会案内のサイト画像から拝借)
ミナト街は冷たい雨に煙っておりました
足利義満 (以上ネットの展覧会案内のサイト画像から拝借)
ミナト街は冷たい雨に煙っておりました
初代練習帆船日本丸は前から2本目のマストの修理をしていた
直線が重なり合って、こんがらかりそう…
42年間通った会社のビルが見えている
汽車道に沿ってゴンドラが動いていた まだ1度も乗ったことは無い
右のビルが横浜市役所 行政ってのはどうしてこんなに立派なものを建てたがるのか…
ガラスの多い白い建物が議場のある議会棟で船をモチーフにしたらしいが、何ともダサいデザインで呆れる
中身?は推して知るべし