午前4時を少し回ったころ、ベランダに出て見ると周囲の山がボォ~ッと霞んでいて、雨と呼べないような霧のようなものが身体にまとわりついてきた。
まだ降り足りないのか…
夏至に向かってまっしぐらに進んでいる太陽は、この時刻、既に闇を退散させ、周囲をほの明るく浮かび上がらせつつある。
昨日は一日中雨に降り込められ、家に閉じ込められてしまったが、今日はすっきりと晴れ上がってくれるのか。
とにもかくにも、バラの花が咲いている時には雨は降らないでもらいたいというのが、バラ好きの願いなのだ。
大きくて繊細に咲くバラは雨粒に当たると美しい花が痛んでしまう。
あるがままに…とは言うけれど、雨粒や強風に翻弄されて痛んだバラは、出来たら見たくはない。
曇り空ではあるが、光が満ちてきた5時過ぎに庭に出てみたら、案の定、既に大きく開花していた花は雨に打たれて痛みが目立ち、見目麗しさは既にない。
ツボミはたくさん残っていて最盛期はこれから迎えるのだが、せめて2週間、"元栓"を閉めて置いてくれないかな。
つるバラの「バレリーナ」と共に咲き出したクレマチスの「アフロディーテ・エレガフミナ」
ぼちぼちだが花数が増えて来た
「バーガンディー・アイスバーグ」
「ブラッシング・アイスバーグ」
ブラッシング・アイスバーグの足元でフウロソウが1輪咲き出した
玄関わきの鉢植えの「ノリコ」が1輪開き始めた