うららかな春の好天は長続きせず、昨日は午前中は冷たい雨に降り込められ、午後になって雨が止んでも日差しが漏れることは無く、温度も20℃を下回って肌寒さを感じさせる日だった。
今週は雨や曇りが多そうで、わが南関東ではサクラが盛りを迎えたつい1、2週間前も天気がぐずついていたことと併せ、爛漫の春への恋しさは募るばかり…
とは言え、はっきりしない天候とは裏腹に、わが家のバラたちはツボミを順調に膨らませていて、大型連休明けごろには一斉に咲き出すそぶりを見せ始めていて、こちらの楽しみも膨らんでいく。
そんな中、わが家のバラの中でも早起きの「空蝉」がすでに早々と"一番花の中の一番花"を咲かせてボクを喜ばせたが、今、枝もしなるほどにたくさんのツボミを膨らませて、今や遅しと爛漫の春の主役の座を狙って準備万端を調えている。
10年目になる鉢植えの株は今、最も充実していて、四方八方に花枝を広げているツボミのうち、3つ4つが曇天にもめげず咲き出し始めた♪
いよいよバラのシーズンの始まりである♪
かくして、我が愛しのバラの中でも最も大事にしている「空蝉」の先頭を颯爽と走る姿と、その隆盛・充実ぶりはことのほか嬉しい♪
一方で、古株のつるバラの中で「伽羅奢」と「ニュードーン」の樹勢の衰えが顕著で、両種とも今年の花付きは余り芳しくなく、株自体の衰えが目立つ。
このシーズンが終わったら、新しい苗への交換を含めて検討する必要が出てきているようである。
とりあえず今年の咲き方の様子を見ようと思う。
花咲爺としては浮かれてばかりいられず、あれこれ"老爺心"を掻き立てられっぱなしにもなるのである。
愛しの"深窓の令嬢"空蝉さま
そうです、このバラは茶系統のシックな衣をまとっているのでございます♪
香りの方は春よりも秋の方がよろしいようで…
細くてしなやかな枝には3つ~5つの花が咲く
お目覚め♪
まだ眠そう…
おぎゃぁ~
沢山のツボミを立ち上げている「空蝉」
花は大抵一枝に同時に2つ3つ開くものだから、細くてしなやかな枝が重さに耐えかねて垂れてしまう
そうなると全体の姿も乱れるし、花自体も下を向いてしまうのですべての枝に添え木を当てて重さに耐えられるようにした
やや過保護気味かとは思うが、花咲爺としての"老爺心"なのである