今朝起きてベッドから離れた瞬間、右腰にかなり強めの違和感を感じた。
鈍痛のような痛みまで…
頭をよぎったのは初夏から2か月ほど往生させられた椎間板ヘルニアのこと。
「歩けない」と言うことがどれほど不便で歯がゆいことか、あの2か月間で嫌と言うほど味わったのに、万が一でも再発するようなことがあったら一大事だ。
原因は廃棄する木製のもの入れの解体作業と庭の片隅に積んである病害虫の出た古い土や使い物にならなくなった肥料などの一部を庭に穴を掘って埋めるための作業で腰を酷使したせいだろうと思う。
自分ではこれしきの事…と思うのだが、体中に経年劣化が及んでいることをつい忘れ、在りし日の自分を重ねて作業してしまうから、酷使された部分から悲鳴が上がるのも当然と言えば当然である。
「ヘルニアに完治はありません。痛みが去っても無理をしたりすると再発しますから注意してください」
整形外科医の言葉が蘇る。
元々ぎっくり腰を何度か経験していたが、ヘルニアは想定外だった。
それだけに、言われなくとも、ここは自重しなければ…
幸いなことに今日の南関東は午前中雨らしいから完全休養日にして、養生にこれ努めようと思う。
やわになったものだと、つくづく情けなくなるが、悲しいかなこれが現実なのだから受け入れるしかない。
第一、予定しているバラの剪定はまだ何も手が付いていない。
寒風の中に立ち続けて作業するともろに腰に来るもので、数年前にバラの剪定作業中のある日、朝、ベッドから起き上がろうとした瞬間に天使の一撃を食らってノックアウトされたことがあった。
寒さの積み重ねはじわじわと影響を及ぼすもののようだから油断できないのだ。
穴掘りはもう1日必要だし…何より正月はさっぱりとした気分で迎えたいし…
「空蝉」のつぼみの最後の一つが開いた♪