細かく計算してみれば多分１０５時間目くらいだった。
痛めている腰のことがあるから、農協の売店でミニトマトの苗がオイデオイデをして手を振っていても、「おおキミたち久しぶり」と近寄っただけで連れ帰ろうとは思わなかったのだ。
その気持ちが代わったのは、１週間後には大型連休に入るし、そうなれば花も野菜も苗という苗は飛ぶように売れてしまうから、良い苗を選ぶのは今の内かなという考えがちらっと頭をよぎったからでもある。
でもまだ腰が…
というような葛藤を経て、とりあえず２本だけお試しにやってみるかという気になったのだ。
それと、ホームセンターでは１本３００円もしていたような苗がわずか１００円（消費税込み！）で売られていたことも気持ちがぐらついた理由だ。
でも、家に帰って植えようと思っていた野菜用の内径２９cmの丸いプランターを見て、こりゃぁ止めておいた方がよさそうだと、苗を買ってきた一昨日は作業を思いとどまったのだ。
理由は簡単。プランターがあるのは２階のベランダで、古い野菜の根っこを引き抜き、用土を調節して肥料をやり、買ってきた苗を植えるまでの動作を想像してあきらめた。
ボクのプランはプランターを階下に下ろして土が飛び散っても問題ないようにすることだったのだが、階下に下ろすのには腰に負担がかかり過ぎる。
で、ベランダが汚れるのは覚悟のうえで、肥料の方を２階に運び上げるってのはどうかと思ったのだが、腰への負担は大差ないことが分かりこれも断念した。
そして明けて昨日、ぎっくり腰を発症してから５日目、痛みは若干残っているもののだいぶ軽くなっていたから、軽作業ならいいだろうと肥料を２階に運び上げる方法で植え替え作業を行ったのだ。
案の定、軽作業だから作業はスムースに進んだのさ。
それはそれでいいんだけど、問題が一つ生じちゃったんだな、これが。
作業というのは順調にいけばいくほどリズムが出るんだね。
その自然な流れ、リズムに乗ってついついプランターを持ち上げちゃったんだな、ヒョイッと。
そこでギクッと音でも痛みでも感じてくれれば慌てて中止するのに、痛くもかゆくもなかったのさ。
それで調子に乗って、１度だけ７歩くらい歩いちゃったんだよ。プランターを捧げ持つ格好で…
あの格好はモロに腰に負担が来るのさ。
でも、まずいよナと思いつつ歩いちゃったのさ。ほんの数秒だしね…それだけよくなっていたって証拠でもある。
当座は問題なかったんだよな。
それが夕方辺りから腰がシクシクしだして、軽くなりかけていた腰が再び重く感じ始めたってわけ。
書きたいことはそれだけ。
別に反省なんかしてませんよ、反省する理由なんかないもん。
今日だってこれから坐禅に行くもんね。
懲りてない証拠に、明日以降で連休に入るまでの間に野菜の苗を少々ゲットしてくるつもりだしね。
少しの間なら買ってきた状態のまま養生させておけばいいんだから。
リムナンテスの花にハナアブ？ の一種が蜜を吸いにやって来ている
ホバリング中だから羽が消えた！
後ろ足には大きな花粉玉が
