梅雨時には珍しい晴天が日曜日から4日間も続いた。
そして4日間とも日焼け止めを塗って自転車を漕いだ。
これも珍しいことで、邪魔をする予定がなにも入っていなかったという僥倖が重なったということに尽きる。
珍しいことだからコースにちょと悩んだ。同じ景色を眺めてもつまらないからね。
初日は強風が吹き荒れている中を走ったので、少しでも風当たりの少ない所をと思っていつもの海沿いコースはやめて内陸の水田が広がる田園地帯を走った。
2日目もまだ風が強く、こうなりゃ街中を走るかといつもなら避ける観光客が集まるような場所もあえて走って来た。
この2日目は距離が伸びないと思ったので、坂道を選んで走るようにした。
身体に負荷をかけながら走ろうと思ったのだ
ジジイにはない脚力をつけることはもちろんだが、「オマエサンの心肺機能は90歳台」と医者から言われたこともあって、「フンッ そんな馬鹿な! 」とは思っているのだが、確かに心肺に負荷がかかると息苦しくなる。
ならば負荷を加え続ければ、少しは改善するだろうという魂胆である。
ちなみに「魂胆」という単語は相手を利用して私腹を肥やすなんていう悪計の場合に使うのだが、ボクの場合は医者の鼻を明かしてやろうという「魂胆」なのだ。
てやんでぇ、べらぼうめーと啖呵を切ってやりたいではないか。そのためには改善させなくっちゃいけないのだ。
今に見てろ!
ってんで、2日目だけじゃなくて3日目も昨日の4日目も坂道登攀を積極的に取り入れたのだ。
何せ鎌倉だぜ。
急坂なんてあちこちにゴロゴロ存在するのだ。
3日目と4日目は海沿いを走るつもりなのにわざわざ近所の2キロほどの間に坂が断続的に続く「4段式坂道」をゼイゼイさせながら登って、さらにいつもは避ける山を切り開いて造成した分譲地の中のダラダラ延びた坂道もあえて登ってから海沿いの道にコースを取る念の入れようである。
4日目にもなると坂道登攀はもう快感に似た感じさえしてきて、マゾ的な気分も味わってきた。
でも4段式の坂道の3段目を上っていると、後ろからシャカシャカ音がするなと思ったら電動自転車に乗った太ったおばさんに、4段目の坂の途中では幼児を乗せた若いお母さんにあっけなく抜かれたのには正直言ってへこんだね。
涼しい顔してスイスイ登っていくんだよな。あれ、他力本願だろ。するいよ。
ヒトのことをうらやんでいる場合ではないのは分かるが、それにしてもなぁ…
プライドってのもあるし。
海沿いのコースを避けていたのは初日の日曜日に10mを超す強風が1日中吹き荒れたからで、波打ち際のコースは飛砂で埋まってしまっただろうと思ったのも理由の一つなのだ。
昨日、試しに偵察に行ってみるとあにはからんや、コース上に目立った堆砂はなく、スイスイ走れたのには正直言ってびっくりした。
所々、小型ブルドーザーが砂をかき分けたような跡が残っていたが、直ぐにコース整備をしたらしい。
役所仕事にしては上出来で、期待していないと時々こういう結果をもたらす。
やればできるじゃん、ととりあえずはおだてておこう。
ところでさ、ボクの太もも、前よりも硬くなったよ。さらに気のせいか少し太くなったかも ♪
昨日のブログに14日に撮影した蕾の写真を載せたら、昨日もう咲いていた
ヤマユリはユリの女王だけどユリの世界に限らず見栄えのある素晴らしい姿かたちだと思う。もちろん香りもとてもいい
草刈りが入らなければもっとたくさんのヤマユリが咲き乱れたことだろうに、返す返すも残念