前日の天気予報で最高気温が14℃までしか上がらず、最低気温に至っては10℃も下回る7℃だか9℃と師走並みに冷えるというので、覚悟して起きた。
着替える前の裸同然の格好で恐る恐るベランダに出てみると南の空の雲の切れ目にはオリオン座が光っていて、なるほど冬っぽく空気がさえわたっているようで、きれいに見えている。
家が北風をよけてくれているので、直接身体に冷たい風が当たることは無いが、時折、回り込んでくる風があって、それはさすがに冷たい。
木枯らし一号になるんだろうか…
定義では「西高東低の冬型の気圧配置で、その年初めて吹く北寄りの(やや)強い風(季節風)の事」だそうだ。
東京地方では風速8m以上で吹く風が該当するそうだが、どうも「東京地方」と言うのは都内のみを指し、隣り合う地域、例えば神奈川県や埼玉、千葉は含まれないんだそうな。
だから鎌倉や湘南地域で該当する風が吹いても「木枯し○号」とは言わないらしい。
ということは、東京以外の地域では勝手に名づけてもいいってことだろう。
よしっ、そうしよう。
辻堂にあるアメダスによれば午前4時10分に北の風6mが記録されているが、これでは条件に達しないから、今後に期待?である。
本心を明かせば北風は大っ嫌い。 吹かなくていい。南の暖かい風に変わってくれっ!
アメダスの記録では午前4時の11.9℃が最も低く、予報に反して10℃を上回っている。
同じ時刻のわが室温は18.4℃。多分、前日の余熱が残っているせいだろう
まだガスストーブを設置していないので、それまでは‶着るコタツ〟を羽織り、脚にひざ掛けのようなウールの布を巻き付けて忍び寄る寒さをしのぐ。
それだけでは十分ではないので、身体の内側にも怠りなく燃料をくべる。
つまり…パソコンの脇に常備しているアルコールの瓶から小さなショットグラスに液体を注ぎ、気付け薬と称してチョッピリだけど喉の奥に流し込むと「五臓六腑に染みとおる」様子が手に取るようにわかるくらい、ジンワリと暖かくなってくる♪
まぁ、これで1、2時間は寒さに耐えられるって寸法なのだ。
これが2杯3杯となるとオハラショウスケさんになる恐れがあるから(と言っても食いつぶすほどの身上は無いが…)守るべき一線として一応、堅持しているのである。
当たり前だけどね…
諸物価高騰の波は光熱費にも大いに響いてくるはずである。
その一方で、身体の内部を温める「燃料代+」もそこそこにかさむのである。
近所の池と森の公園ではまだツリフネソウが元気に咲いている
それにしても複雑で不思議な格好をした花であることか