昨夜ベッドに入ったのは午後11時ころだったかと思う。
ボクにしては1時間ほど遅いのは長女と次女の一家が集まって〝2018年を送る宴〟を開いていたからで、ちょうど戴き物の上物の日本酒があり、それを水代わりのように飲んでしまい、ほどなくして空になると今度は口触りの良い黒糖焼酎をお湯割りにしてクイクイ飲ってしまった。
そうはいってもいつも通りの午前4時に鳴り出したラジオの音声で朦朧とすることもなく目覚めたのだから、大したことがないと言えば大したことはないのだ。
気持ちの上で何かひっかかるものがあるとすれば、元旦の朝から二日酔い気味かい……という、いささか自嘲気味な感想にとらわれたことくらいで、いずれにしたって大騒ぎするほどのことでもない。
酒が進んだ理由の一つは、姫の一家が4月の新学期の前に愛媛県の瀬戸内海に面した町に引っ越すことが正式に決まったからで、同じ国内とは言え、やっぱり四国は遠いのだ。
今までのように気軽に遊びに行ったり来たりは難しくなってしまう。
とは言え、外国に行ってしまう訳でもないので、遠く離れるといってもタカが知れているわけで、これも声を大にしてボヤくほどのことでもない。
それでも何故か引っかかるのは、とうとうその日がやって来てしまうのか、という思いを引きずっているからで、どちらにしたって心の持ちようひとつでいかようにもコントロールは可能なことではある。
結局のところ、本心では受け入れたくない現実が間もなく我身に降りかかるのだという予告を受けてたじろいでいるに過ぎず、これもまた時間が経てば己の心を何とか納得させようとし、よしんば納得できないまでも受け入れるしか道はないのだから、往生際が悪いこともまたボク自身の気持ちを萎えさせるのだ。
何れにしたって、気持ちを整理するための時間が必要なのだ。
頭の片隅に陣取ってしまった芯をほぐさなければならない。それが、たまたま年のつなぎ目にやって来て、新年早々、思いを巡らさなければならない羽目に陥っているということなのだ。
そういえば生まれて1歳の誕生日が過ぎるまで我が家で暮らし、その誕生日から2月余り経った元旦の朝、成田からアメリカのオハイオに向けて旅立ったことがあった。
飛び立つ飛行機を見送りながら、あの時も随分と寂しい思いをしたものだが、姫とボクにとって元旦は鬼門であるのか。
ボクも小学校6年生の学期途中に引っ越しがあって転校した経験を持つ。
姫もこれまで4年間仲良くしてきた友達との別れが待っているし、新しい土地で初めての学校に通い、友達を探すことからスタートが始まる。
これまで以上に良い友達に恵まれ、すくすくと明るく成長してくれればと願わずにいられない。
このことが2019年の年頭にあたっての切なる思いということになる。
暮れにせん定した「ブラッシング・アイスバーグ」と「バーガンディー・アイス
バーグ」のつぼみの付いた枝を花瓶に放り込んでおいたらきれいに花開いた
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heihoroku
高麗の犬
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