平方録

舟盛に激励とハッパをテンコ盛りにしてやった

う~~~~~ 飲み過ぎじゃぁ~~ 二日酔いじゃぁ~~~

ホームタウンの行きつけの居酒屋で6時半から飲み始め、気が付いたら11時になっていた。
赤ワイン、焼酎、最後に口直しだといって店のオヤジがサービスしてくれたビールの中ジョッキ並みのグラスになみなみと注がれたウイスキーサワーを飲み干して、機嫌よく店を出たんである。
赤ワインはちょっと甘ったるかったが、黒糖焼酎はオンザロックでスイスイ飲んだので、どのくらい飲んだのか覚えていない。

後輩が間もなく開かれる株主総会で取締役に選出されることになったので、ボクと波長の合った同僚と示し合わせ、激励とハッパをかける意味で呼び出したのである。
この後輩はボクが現役の頃、部下として面倒なことでも指示通りにきちんとこなしてくれる底堅い人物で、カタブツだけど信頼を寄せていた男である。
会社もその辺はよく見ているもので、取締役になっても十分にやっていけるだろうなと思っていたのだが、その通りになった。
ボクの仕事のやり方も十分に見ていただろうから、悪いところは真似しないで、良いところを参考にしてくれれば役に立てるはずである。

風の便りでは取締役会で率直に疑問や異論を口にすることがまれになってしまっているようで、危機的だなと思っていたが、彼の場合はそういう時でも臆することなく発言できるだろうし、また、それだけの実績と力量を備えていると言ってよいので、空気を換え、引き締め直すのにはうってつけである。
去年昇進させても良かったと思うのだが、人を見る目のない男が1人いて、そいつの反対にあって足踏みしたようである。
無駄な時間を空費したわけだが、とりあえずは収まるべきところに落ち着いたという訳なのだ。

長いこと別の会社で仕事をしていたので、プロパーを押しのけて取締役に選ばれるのはたやすいことではない。
しかし、良くも悪くもアカのしみ込んだプロパーとは一味違って、考え方やモノの見方が異なっているという点においても貴重な存在なのである。
新しい風というものは、どんな組織にも必要で、新しい風をどんどん取り入れて新陳代謝を活発にすることが出来るかどうかも、その組織が健全さを保ち、発展していけるかどうかの分かれ道と言ってもいい。

居酒屋とはいえ、船出に当たって、ちょっと豪華な舟盛を奮発したので驚いていたが、活躍してくれるなら安いものである。

う~~~、頭も回らないし、筆の方も滑らかに走ってくれない。限界じゃぁ~
もうこれくらいにしておく。2度寝した方がよさそうである。おやすみなさ~い。





わが家近くの斜面でヤマユリが盛りを迎えていて、間近を通ると辺り芳香が漂っていた。
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