この時期、海岸に出ると見出し写真のような白い一重の花びらを広げている野生のバラに出会う。
春先に山野で咲いている「ノイバラ」ととても良く似ているが「テリハノイバラ」という種類で漢字だと「照葉野茨」と書くとおり、葉につやがあるのが特徴だそうだ。
それにノイバラより花数が少ないが、逆に一花一花の大きさは大きいという違いもあるそうな。
今、相模川左岸の河口付近、茅ケ崎市柳島海岸一帯にはこのテリハノイバラが自転車道わきに群れ咲いていて、真っ白になっている。
サイクリングやジョギングをする人とか、釣り人がたまに通るぐらいの、あまり人目に触れるところではないからほとんど話題にならないが、この界隈はハマヒルガオの群落があったり、昨日紹介したイワダレソウが咲いて居たり、ちょっと他では見られない珍しい光景が広がっているのが嬉しい。
テリハノイバラはノイバラの仲間だから茎は固いし、小さなトゲもあるからハマヒルガオのように、群落に寝転んで目を閉じて別世界に逍遥するなんていう真似は出来ないが、群落が疎になっているところを見つけて腰を下ろすことくらいはできる。
かくして一人静かに群落の中に座って波の音など聴いていると、ヒトというのはたくさんの花に囲まれていると、とても心が安らぐ生き物なのだとつくづく思う。
話は変わるが、「奴を黙らせろっ!」とガースが激怒しているんだと。
「この時期(パンデミックの最中)に五輪を開催する意味を総理は国民に対してきちんと説明し、納得を得る責任がある」「やるなら強い覚悟で」などなど…。
コロナに対する政府対策分科会のオミシゲル会長の「五輪強硬開催」に向けて突っ走る政府の姿勢に対する国会答弁の中身が「如何にももっともだ」と、大多数の国民の心の奥底に響いていくのに反比例して、ますますガースの怒りと焦りが積み重なって行っているようである。
まぁ、大人しく従順な国民性だから過激な行動には決して出ないが、ガースやその取り巻き連中には白い目が向けられ続けるのは間違いない。
五輪が終わり、さらにパラリンピックも終わった後にパンデミックがどうなっているか。
よもや、これまで平穏に過ごして来た発展途上の国々に‶トーキョー五輪特製〟のパンデミックを輸出したりすることはあるまいな。
五輪会場から世界ミックスの特製凶悪ウイルスが生まれて国内にばら撒かれ、大パニックになるなんてこともあるまいな。
「あ~、やっちゃった。ゴメンゴメン」じゃ済まされないんだからな。
可憐な姿を太陽にさらすテリハノイバラ=茅ケ崎・柳島海岸
この中に身を横たえるのはちょっと痛すぎるかも…