見出し画像

平方録

大空に輝く「一週間」

雨が止んで3日ぶりに青空が戻った昨日9日、日没直後の南の空から西の空にかけて月、木、土、金と七曜日の内の4つが行儀よく並んだ。

木、金、土が木、土、金と順番を入れ替わって等間隔で並んでいる先頭の木星のところに月が近寄って行ったという図式だが、珍しいものを見せてもらった。

火と水がどこにいたか調べなかったが、水星の場合は太陽に一番近い惑星だから西の地平線に沈んだばかりの日の近くにいたはずである。

一度勢ぞろいしたところを見てみたいものだが、昨日のように日没直後ならチャンスがあるのではないか。

 

この光景を見上げながら思い出した歌がある。

♪ 日曜日に市場へ出かけ 糸と麻を買ってきた チュラチュラチュラチュララ…ってやつ。

「一週間」という軽快な曲のロシア民謡で歌詞は以下、月曜日はおふろをたいて 火曜日はおふろにはいり 水曜日には友だちが来て 木曜日は送って行った 金曜日は糸巻きもせず 土曜日はおしゃべりばかり 友だちよ これが私の一週間の仕事です…と続く。

これじゃなかなか経済成長は難しいだろうが、こういう生活も送りたい人もいるだろうし、アリだと思う。

 

話を戻すと、七曜日すべてとはいかないが、五曜日なら見る機会があるという。

それが来年4月25日から28日にかけてで、明け方午前4時ころの南東から東の空にかけて昨日より1つ多い土、火、金、木が並び、そこに月が加わるんだとか。

4日間で月は土、火、金、木の順に大接近してエールの交換をするらしい。

月はなかなかに社交上手と見える。

ここでも水がないが太陽の近くにいるため、なかなか難しいようだ。恥ずかしがり屋なのかもしれない。

 
 
雨が空気をきれいにした後だから…と思って富士山が良く見える場所まで行ったのだが、暖かい訳でもないのに霞がかかったような見え方だった
平地では雨だったが、山では雪だろうし、雪の面積が広がったように見える ただ、すそ野まで真っ白になることもあるが、今年はまだそこまでは至っていない


展望地点に行く道端のキバナコスモスの脇で菜の花が咲き出している なんだか季節感メチャクチャな感じだ


大きなクヌギ…多分 クヌギは好きな樹種の一つだが黄葉していた


竹の葉の緑色がこの場面では違和感を感じさせる


草モミジっていうのも案外きれいなものだ


木星に接近する月 木星の斜め右下には等間隔で土星、金星が一直線に並んでいた
iphoneで月や星を撮っても光の点にしか映らない 昨日の月はやや太り気味の上弦の三日月だったがこんな風にしか写らないが雰囲気は伝わるかと思って掲載した
 

コメント一覧

平方録
@harumatidori おはようございます。

掛け声通り経済が成長するならともかく、借金増やすばかり。
そこいくとあの「一週間」から浮かんでくる人々の様子はゆったりといかにも楽しそう。
見習いたい人も多いと思います。
harumatidori
>これじゃなかなか経済成長は難しいだろうが

昨日…
ここが なんだか楽しい 可笑しくて。

今 再度 読んで
やっぱり 笑ってしまいましたので˘ ˘*ゝ

のんびり 暮らしたいです˘m˘*♪
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「随筆」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事