平方録

頼むよエダノ!

4か月ぶりのゴルフ。

メンバーは女性1人を含めたいつもの4人組。
前日の快晴から打って変わって朝からどんよりした曇り空が広がり、午後遅くからは雨が降り出し、沿岸部では日中も降りそうだという微妙な予報の下でのスタートとなったけれど、結局一度だけ2、3分のごく短い時間、小雨がパラついた程度で済んだ。
春先の曇り空の日というのは肌寒いことが多く、ましてや雨模様だとなおさらなのだろうが、暖かな1日だったのは何より。

この日に備えて1週間前に打ちっぱなしに行って練習したら、まったくうまくいかなかったので心配していたのだが案の定でスコアはボロボロ、おまけに乗用カートのないゴルフ場なので全行程をテクテク歩いて、スコアの悪かった分すっかりくたびれてしまった。
冬眠明けとは言え、体力はここまで落ちているものかといささか愕然とするところが我ながら情けない。

18ホール終了後は恒例の19番ホールを求めて駅前に移動したのだが、結局、時間も早かったせいもあって居酒屋の開店時間には少々間があり、目についた中華料理のチェーン店に入った。
これが驚きで、ギョウザをはじめとした料理はそこそこにマアマアで、さらに良かったのは中ジョッキのビールや焼酎のサワー類が均一200円だったこと。
お陰で4人でたらふく食べ、心地よい酔いに身をゆだねても1人当たり1700円で済んだのにも驚いた。

コストカットのためだろうが、注文を取ったり出来上がった料理を運ぶ係がアルバイトの女性が1人しかいなくて、その女性が息を切らして広いホールを走り回っているところなどを目の当たりにするにつけ、労働力不足だとか、低価格競争だとか様々な社会の厳しい現実が矛盾やひずみを引きづりながらこういうところに顔を出しているんだろうなぁと思い知らされる。
6時前になって援軍のアルバイト嬢が1人加わったが、同時に客の数も増えてきたのでハアハア言いながら駆けずり回るアルバイト女性が2人に増えただけで負担軽減になっていないところが、これまた現実を映し出して厳しいのだ。
日本社会は大丈夫なんだろうね…

この店に入る直前、駅前のペデストリアンデッキをまっすぐに進んでいくと街頭演説中の一団に出くわし、おそろいのジャンパーを着た運動員が「エダノ党首来たる」と書かれたビラを配っている。
立憲民主党のエダノのことで、ちょっと演説を聞いていくかという思いもあったが、到着にまだ少し間があったことと、それより腹が減った早く飲もうぜということになった。
まぁ演説を聞いたって奴の言い分よりこちらから注文つけたいことの方が多そうで、それなら聞くだけ時間の無駄というものである。

とにかく、野党第1党の党首がアベなんちゃらを倒すために動かなければ世の中変わらないぜ。野党が一致団結できなければまたぞろ夏の参院選で、あんなアベなんちゃらのニタニタ顔を見なくてはならなくなる。
いいのかそれで?
頼むよエダノ、度量を見せてくれよ! それともなにか、よもやアンタはアベなんちゃらの蔭の応援団長じゃあるまいな?



何とか雨に煩わされずに済んだ


松林の中のゴルフ場だが、松を含めて立ち枯れの木が目についたのはなぜだろう
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