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平方録

円覚寺管長のページ

円覚寺のホームページを開くと「管長のページ」と言うのがある。
3月に入ってすべての坐禅会が中止になってしまい無聊をかこっているが、ここでは定期的に更新されるビデオ撮りした横田南嶺管長の長短2種類の法話や毎日更新される「今日の言葉」を見たり読んだりすることができる。
実際にわれらと面と向かって法話を聞いてもらう機会を奪われた管長のせめてもの働きかけなのだと、毎日このページを開くのを楽しみにしている。

31日付の「今日の言葉」は2つアップされていたが、そのうちの一つ「生き方を見直す」の内容には考えさせられるところがあった。
ある新聞に掲載された鎌倉生まれで在住の昆虫好きの解剖学者・養老孟司先生のインタビューが紹介されている。
そこに現れた養老先生の発言…

「みんな生き物を軽く見ているんだよ。特にコロナウイルスのように微細なものは、構造は分かっても、人間にどう影響するかは未解明です」
そして、人間でも、同じウイルスに感染しても体質や遺伝的に亡くなる人もいれば、元気な人もいる。それが生物の多様性で、そのような多様性の視点から見れば「人間には都合のよくない新型コロナも多様性の一つ。登場してしまったからには、共存するしかない」
さらに、人間中心、自分中心の考えでは対応できなくなっていると指摘し、「ただ、世の中も自然も、思うにまかせぬものですから、起こったことはしょうがない。その結果をいかに利用し、生き方を見直すかで先行きが違ってくる」

へぇ~っ 養老先生の何と禅的なものの見方、捉え方をする人であることか、と改めて見直した次第だが、言わんとされ、指摘されていることは十分胸に響いた。
嫌だけど共存するしかなくて、こちらの都合よくはいかないのだと人間のジコチューを戒め、むしろヒトの方が生き方を変えなきゃいけないのだと…

人類は大変な命題を授かっちゃったってことだよな。
ボクなりに少し考えてみよっ。

楽しませてくれて来たヤマザクラもそろそろおしまい

年度末の昨日は北風が冷たく、どんよりとした不景気な日だった
エイプリルフールの今日は一日中冷たい雨が降るらしい…

でも、この池面に覆いかぶさるように咲くヤマザクラは例年、寝坊助でやっと3分咲き もう少し楽しませてくれる

こちらは隣で満開中のヤマザクラ=いずれも近所の池のある公園にて
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