今まさに、わが地方はサクラの花の真っ盛り。
だから…
世の中にたえて桜のなかりせば 春の心はのどけからまし
…と、桜さえなけりゃ、これほどまでにあっちのサクラ、こっちのサクラと気になって動き回り、気をもむこともないだろうに、とぼやきつつ、心の底ではウキウキと花を求めて出掛けるのでアリマシタ。
これぞまさしく、アリワラノナリヒラさんの心境ですナ。
一昨日はヨコハマに、昨日は隣町に遠征 ♪
それにしても都会の川はどこもかしこもコンクリートで固められちゃってるけど、こうやって水辺に下りられる自然護岸の川辺ってのはイイもんですな。
ちびっ子たちの浮き浮きした歓声が聞こえていましたよ。
「ばあさんや」「何です、おじひさん」「わしゃチト疲れたわい。ここらで戻らんかね」「なに言ってるんです。あっち側に渡ってあっちのサクラ並木の下をくぐって戻りましょうよ。あたしゃまだ物足りませんよ」「やれやれ」…なんて話してるんだよ、きっと ♪
引地川って言う、湘南の鵠沼海岸に流れ込む2級河川の流域には一部でのどかな田園風景が残っている
…かと思うと、内陸工業団地に電力を供給する高圧送電線の十字路みたいなところもあって、ハナモモと絶妙な対比を見せている
3週間ほど前、「右ひき志」「左ふじ沢」と書かれた道しるべに真っ赤なツバキの装飾が施されているのを見かけて立ち止まったのでアリマシタ
その道しるべの上に道があり、「左ふじ沢」に続くと知って、ちょっと走りかけたのだが、この時は腹が減っていて探索は断念したのだった。
その続きをやろうと細い山道をゼイゼイさせながら漕ぎ上っていくと、最後は階段になっちゃったんだけど…
階段を上がって再び漕ぎだすと…周囲を高い木立に囲まれた野球場くらいの広さのまぁ~るい畑地に出てびっくり
何だか周囲から隔絶されたエアポケットのような場所だった。秘密の耕作地ってやつかな。
何のために秘密にしてるのかは知らないけどね。
これ、何て読む? 一昨日横浜まで出かけ、帰り道に立ち寄った根岸競馬場跡の馬の博物館脇の坂道に立っていた標識です。
「うまさか」!。それじゃ、まんまじゃないの。「まさか」って読みたいね。
かつて小泉純一郎総理が「永田町には3つの坂がある。『上り坂』『下り坂』そして、この『まさか』」って言っていたのを思い出した。
こんなところにもあったんだ!
そして昨日、自転車で見つけた秘密の畑地…まさに、まさか…でありました。
お後がよろしいようで…わが家から見えるヤマザクラを眺めつつ、サイナラ サイナラ サイナラ ♪