今朝、日付が変わった午前零時40分過ぎに暑くて目が覚めた。
ん ? オマエは一体何時に寝ているのか、その時間はようやく床に就く時間じゃないのか? と首をかしげる向きもあるかもしれないが、午前4時に起きるので大体午後10時には寝るようにしているのデス。
早寝早起きヨイコのアカシ…ん?
そんなことより如何に暑かったか…
掛け布団は夏が去った後に使い始める薄手の羽毛布団だが、長いこと使用してきたので中の羽毛が‶擦り減って〟保温効果はあまり期待できない。
だから真冬用からお役御免をして、今や暑くもなく寒くもない時期用に配置転換したって訳なのだ。
という訳で夏が過ぎた直ぐ後ぐらいならこの掛け布団1枚で事足りるが、今の時期は真冬用の掛け布団を引っ張り出す前のつなぎとして毛布と一緒に使っている。
この夜具2枚を妻が干してくれた。昨日は典型的なインディアンサマーで、気温も上がり気持ちの良い1日だった。
その効果だろう。前夜ベッドにもぐりこんだ途端、布団の中がポカポカポカポカ…そのうえにお日様の匂いまでして気持ちのいいこといいこと。
まるで身体がとろけていくようでもあり、布団にもぐりこんだ瞬間から得も言われぬ温もりに包まれて夢見心地……その後はもう覚えていない。
それから3時間も経たないうちに目が覚めたわけだが、最初は毛布を蹴とばしても擦り減った羽毛布団1枚じゃ今度は寒くて目を覚ますのなんて真っ平御免だし、仕方ないのでそのまま我慢しようとしたがどだい無理。
意を決して毛布を蹴とばして3時間、寒いことなんて全く感じず、目覚めもさわやかに目覚ましの音を聞いたという訳なのだ。
今朝起きてパソコンの前の温度計を見ると「20.3」と表示されていた。
人気のない室温で20度もあったということは、寝室はもう1、2度高かったことだろう。
それにしたって前日の好天の名残が夜中まで残っているというのも晩秋には珍しい。
思えば今年はこれまでの気候の概念から逸脱して、あまり経験したことのない変化に見舞われることが少なくない。
持って回った表現になってしまったが、簡単に断じきれないところも含めて、いつもの年とは違う歩みが続く。
オリオン座の1等星・ペテルギウスが暗くなってしまい、全天に21個しかない1等星の中から脱落してしまう時代だ。
それやこれやも悠久の宇宙の歴史の中ではホンの瞬きの一つなんだろう…
それにしても、ヌクヌクした布団のぬくもりはいつだって身近なものであってほしい。
富士山もボォ~っと霞み
秋の海ひねもすのたりのたりかな
♪ 秋のうららの相模湾 水平線と箱根の山並みの間には霞が漂う…
秋なのにこのおぼろ
空は高くて青いんだけど…
見っけ!
インディアンサマーの足跡 !?
ハマヒルガオの群生地で寝転がっていると暑いくらいだった
目を閉じると波の音だけの世界になり、左から右へ、右から左へ、正面から左右へ…と寄せる波の位置で音が大きくなったり小さくなったり…その繰り返しを聞いているうちにウトウトウトウト…