ホントに天気予報ってのは当たらない。
予報士の肩書をぶら下げながら「今日12日も曇り空で、北東からの風が吹き込んで肌寒い1日でしょう」などとしたり顔でテレビに出て予報を口にしている連中は恥ずかしくないんだろうか。
わが住所地周辺の午前中の天気に「晴れマーク」を並べた某予報サイトを除き、その他の予報サイトもテレビの天気予報も軒並み大ハズレ。
その的中サイトだって晴れマークを並べたのは午前4時から8時までで、それ以降はやっぱり曇りマークのオンパレードだった。
それが午前9時になって曇るどころか青空はますます広がるものだから「~正午まで」に渋々変え、午後になって益々空の青さが増すと観念したかのように夜半まで晴れマークを並べる体たらくだ。
ボクはボクで「秋晴れのない秋」「サンマの獲れない秋」をブログでボヤいた直後だっただけにキツネにつままれたような気分だが、好む方向、求めていた方向に転ぶのなら大歓迎。
パンジーの苗の植え替えをしようと準備していたのだが、あれよあれよと青空が広がる様子に予定を変更して、自転車にまたがり心肺機能に喝を入れ、下半身の筋肉にも十分に酸素を送り届けてやった。
自転車に乗れたのは天高く馬肥ゆる秋・10月に入って何とやっと3回目だ。
短パンに半袖Tシャツは真夏の装い。久しぶりのペダルは軽い。サドルに乗せた尻に伝わってくる自転車の振動がこれほど心地よいとは…♪
雲が多めだったけど、まっ、これもアクセントの一つ。
全体のトーンは青い空なので十分に満足である。そして北東の強い風が吹き込んではいたが、やはりわれらが太陽は「北風と太陽」のイソップ寓話を持ち出すまでもなく短パンと半袖Tシャツを支持してくれて、心地よいこと心地よいこと…
やっぱり、明るい青空と暖かな空気はありがたい。
そんなわけで、今朝のブログはその気持ち良さをおすそ分けってことに ♪
綿雲が浮かぶ中に富士山の姿が…
1週間か10日ほど前に初冠雪のニュースが流れたが、消えてしまったらしい
稲村ケ崎の岩場に打ち寄せる波も大人しくなっている
稲村ケ崎に到着する前に通った由比ガ浜海岸はっすっかり静かな秋の海の風情
海の向こうに見えているのは伊豆半島
さすがに台風が去ってまだ間もないためか、天城山付近の雲は厚く盛り上がっている
うるわしき桜貝ひとつ
去りゆける君に捧げむ
この貝は去年の浜辺に
われひとり拾いし貝よ
滑川交差点のすぐ脇の浜辺に下りる階段脇に建っている
今はほとんど見かけないが、昔はこの浜辺にたくさんの桜貝の貝殻が落ちていたらしい そういう話をよく聞かされた
幼稚園児も久しぶりに戸外に出られて太陽の光をたっぷり浴びていた
稲村ケ崎を経て国道134号を西に走ると江ノ島に渡る橋に到着する
赤灯台と白灯台は片瀬漁港入り口に立つ
江ノ島への人道橋・弁天橋の上から見る富士山
江ノ島・湘南港岸壁は月曜日だというのに太公望であふれかえっていた
丸3日も家に閉じ込められていたもんなぁ
江ノ島神社参道から外れた漁師町の裏道は魚料理を出す食堂が軒を連ねているけれど、いつも観光客の姿はほとんどない
片瀬西浜で幼稚園の年長組と思しき一団が太陽を浴びに来ていて、そのうちのすばしっこい奴がするすると柱をよじ登って得意げに仲間を睥睨していた
すると風呂敷のようなものを首から垂らしたスーパーマンのような恰好をした女の子が柱に取りついたと思ったら、このおてんば娘もわが姫の如く、するすると登り切って「どうよ」という態度を見せると、最初の男の子は多分がっかりしたんだろう、慎重に慎重に足場を探しながら下りてしまった
そばにいた先生は「ダメよ」とも言わずに黙って見ていたのには感心した
こういう幼稚園はいい幼稚園である
日本の海水浴場で10本の指に入る人気の浜も、めっきり人が減り秋の海に変わってしまった
片瀬西浜から見る江ノ島
江ノ電江ノ島駅