横浜イングリッシュガーデンに行ってきた。
「今年は早いですから、連休辺りが見頃です。早めに見にきてください」と河合伸志スーパーバイザーから誘われていたのだが、わが家のバラが今年はバラゾウムシの被害に遭った影響だと思うのだが、例年通りかそれよりちょっと遅れ気味なので「もう見頃です」と言われても実感が伴わなかったのだ。
行ってみるとなるほど2200種類もの様々なバラが初夏の日差しをいっぱいに浴びて、むせ返るように咲き誇っていて、そこに分け入っていくべきかどうか、一瞬、たじろかされる思いだった。
ここにあるものは「ほどほど」ではなく、「これでもかこれでもか…」で、有無を言わせぬ圧倒的な迫力でもって見るものをねじ伏せにかかってくる。
ヒトと言うものは何事によらず中途半端を味わうとすると必ず物足りなさを覚え、かえってガツガツしたくなるものだが、「これでもかこれでもか」と圧倒的な力で迫られたら、これはもう「ははぁ~、恐れ入りましたでございまする」とかなんとか言ってひれ伏すしかない。
かくしてヒトは強烈かつ圧倒的な力で完膚なきまでにぶちのめされることを、心の底のどこかで望んでいるようなところのある生き物とも言えるのだ。
自立を声高に叫びつつ、他力を願う…などというイイ気な考えを持つ生き物は生物界広しと言えど、ニンゲンだけだろう。
話が脱線しちまった…
とりあえず、気の向くままにシャッターを押した「バラの洪水」の一端をお裾分け♪
大アーチのつるバラはちょうど見頃を迎えつつあった
わが家にもある「伽羅奢」とクレマチスのエミリアプラター
わが家の「伽羅奢」も咲き始めたが、エミリアプラターはまだ咲かない
手前のバラがボクの好きな「ブラッシング アイスバーグ」
「ル ポール ロマンティーク」はわが家でも咲いている ただし株はまだ小さい
「ピエール ド ロンサール」は去年暮れに新苗を植えたばかりでつぼみがひとつ♪
ブルガリアのバラは世界的に有名で、そこの駐日大使がブルガリアンローズを寄贈してくれ、4月28日に植樹式をしたそうな
1輪だけ薄い紫が入った小振りは花が咲いていたが、終わりかけなので撮らなかったが、香りが抜群に良かった♪
案内板には「バラが美しい横浜イングリッシュガーデンで、ブルガリアが誇るダマスク・ローズが咲くことを楽しみにしています」というマリエタ・アラバジェヴァ駐日大使の言葉が添えられていた
これはつるバラの「フラワーパワー」
小振りな花だがピンクとオレンジ色のまじりあったような独特の色合いが気に入ってガーデナーのK君に入手可能かどうか聞いたところ、「市販されていません。接ぎ木して差し上げます」というので頼んできた♪
わが家で咲くところが見られるのは2年後の2025年♪
売店などがある建物の壁にツタと一緒につる性のアジサイに似た花が張り付いていていてイイ感じになっていた