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平方録

気付け薬がついに…空っぽ

遂に…というか、とうとう…というか、愛飲の国産シングルモルトウイスキーが空になった。
数日前から気が付けば酒屋をのぞいているのだが、この銘柄に限ってどこの店にもその姿はない。
店員に聞いても要領を得ない答えが返って来るだけで、ボクにはミステリー気味にさえ思えてくる。
そう言やぁ、アガサ・クリスティーなどのミステリーものを読む時にウイスキーは必需品のように思って来たし、くつろいで読むような内容の本を広げた時には、やはりウイスキーがそばにあるとないとでは釣鐘に提灯、月とスッポン、駿河の富士と一里塚…ってなものなのだ。
(それにしても天藤真の「大誘拐」ってのは面白かった…)

現に、今朝もそうなのだが、午前4時に起きてトイレを済ませて顔を洗い、ベランダに出て外の様子を確かめ、そんなことをしているうちに冷え切ってしまった身体をストーブで温めた後、パソコンを立ち上げてブログを書き始めるのだが、テーマが決まっていることは稀で「さて、今朝は何を書こうかなぁ~」とまずは回転の鈍いノーミソ(元が鈍いということもあるが、早朝故ノーミソの活動に関していささかの問題があるという意味)を刺激するために琥珀色の液体にすがることはしばしばなのだ。
まぁ、そういう意味で正真正銘の「気付け薬」なのである。
寝る前にテーマが決まっていれば気付け薬も必要ないが、それが稀だから必然的に瓶の中身は減っていく。
世の中とはそういうモノなのだ。

結論 ? を言うと、今朝の段階で気付け薬は使い切ってしまったから、明日からドーシヨーという問題が浮上してきた。
笑い事じゃなく、一時休業を考えなきゃな。
「燃料切れ、並びに、気付け薬不足によりお休みします」なんて書いた紙切れを店の前に張り出さなくっちゃ。

昨日は横浜に夜遊びに出かけた。
普段ボクにかまうことなく忙しそうに動きまわっている妻が「あそこのピザを食べに行こう」と誘ってきたのだ。
若いオネーサンに誘われる方が嬉しいに決まっているが、今となってはそれも望み薄だし…まぁ日ごろ何かと世話になっていることでもあるし、と言うことでノコノコついていったのだ。
ナポリのピザ屋が横浜港の水際に日本で3軒目の店をオープンさせたというので、そこでマルゲリータと何とかという海鮮サラダを赤ワインと共に味わった。
食レポが出来るような舌と表現力を持ち合わせていないのでナンだが「美味だった !」。

横浜のみなとみらい一帯は明るい。
未来が明るいんじゃなくて、照明の明かりで明るい。
おっ、ショーメーノアカリデアカルイのたった10文字の中に光に関する文字が4つもある。明るい訳だ…
ピザを食べた後、大観覧車に乗ろうと思ったが、空が曇っていて星が見えないのが物足りなそうで止めておいた。
年明けの空気の冴えた晴天の日に来ることにした。
未来も明るいといいけどね。



サッカーJ1で横浜マリノスが優勝したので観覧車の照明がチームカラーのトリコロールだった




日本丸の真っ白な船体がやけに印象的だった

曇っていて光りが空に抜けないから、印象度は今一つ







世界に10基前後、そのうち日本には3つ残っているハンマーヘッドクレーン
ピザはこの隣で食べた

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