「日ざしは届くけれども空気は冷えていて風も強い1日になるので出かける時はしっかりとした暖かな服装で…」
昨日の天気予報では確かにそう言っていた。
しかし、午前4時に起きていつものようにベランダに出てみると南西の風はそこそこに強く吹いていたものの、一時のような‶寄らば切るぞ〟みたいな殺気立ったような身を切る寒さというものが感じられなかった。
だから「オヤッ !? 」っと思ったのが正直なところで、どこか心の底でホッとする気がしたし、これで太陽が出てくればそこそこれば気温も上がるんじゃないかという期待も持ったのだ。
案の定、朝食後に日当たりのいいところで新聞に目を通しているとガラス戸の内側は温室の中のようで暑いくらい。
で、短パンに履き替えて日光浴しながら新聞に目を通していたのだが、こんなことしてる場合じゃないだろっ！という声が聞こえ、免疫力アップのためにひと漕ぎしてくるかという気になった。
1時間自転車を漕いでくるだけでも体は活性化し、発熱量は格段に向上する。ましてや気分は格段に生き生きしてくる。
わが家から外の世界へは、家の前の坂道を下り、その後県道まで北へ一直線に伸びる道を行くのだが、この道が冬場につらいのは織り込み済みで、ここさえ通り抜ければ後は怖いものなしと言っていい。
実際、昨日も北への進路を取った途端、真正面から吹き付けてくる冷たい風に震えあがり、思わず引き返そうとかとひるみかけた。
700～800ｍの間冷たい風に苦行僧のように耐え、東に進路をとったとたん、冷たい風は嘘のように消えてなくなる。
海辺に出たらもうこっちのもの。
天気予報が海辺を想定していないことは容易に想像がつくが、それにしたって海辺の町に出された予報と波打ち際直近の道路との気温の乖離は歴然である。
風の吹き具合によって左右されるが、おおむね波打ち際に近づくほど２～３℃の差は出る。
予報の最高気温は10℃だったが、湘南海岸自転車道では13～14℃はあったんじゃないか。
春の気配が漂い始めているのを実感してきた ♪
稲村ケ崎から（見出し写真は片瀬西浜から この日は低気圧が通り過ぎた後で、珍しく波が立っていた）
辻堂海岸 春の海って感じ ♪
片瀬西浜
茅ケ崎東海岸の湘南海岸自転車道
年明け早々に何度か吹き付けた南西の強風で自転車道では吹き寄せられた砂の堆砂が各所で行く手を阻んだが、最後まで残っていたこの辺りの堆砂は応急処置的ではあるが、なんとか除去されて通れるようになった
年末から飛砂防止のための竹製の柵が新しいものに作り替えられ、真新しい竹の匂いが漂うほどだが、茅ケ崎海岸のこの辺りは柵の代わりに海浜植物を植えて飛砂を防ごうとしているが、一定の効果は上げつつも植物が消えてなくなってしまっている場所も所々にあって、砂が飛び放題になってしまっている
これから春にかけては南西の強い風が吹く 従ってこの辺りは何度も通行不能になることだろう
