「今週のトレーニングは・・・」
「日中は暑いから夜中歩こう~~」
「山頂でゆっくりして、日の出を見て帰るやね」
20日.えびの高原駐車場に1時到着、
「エコミュージアムセンターに灯りが付いてる・・今日のオープンに向けて徹夜の準備だね」
登山口1時30分出発、
硫黄山の先まで来ると、月がえびの岳に沈もうとしていました。
「携帯では写らない!!」「コンデジでもこれが精一杯」訳判りません。
満点の星空を見ながら・・ゆっくり登ったつもりですが、汗もたっぷりかき、3時半に山頂に到着。
当然だ~れも居ません。東の空もまだ真っ暗、岩陰で星座を色々と・・。その間に、流れ星が11個も・・。
約1時間の天体鑑賞もそろそろ飽きてきた頃、4時20分・・東の空が・・ほんのりと。
ショーの始まりです。
水平線に雲が沢山有りますね~~。
突然、後ろから雲が・・振り向くと西側南側は真っ白!!!・・・大浪池も新燃岳も全く見えなくなっていました。
ガスで見えなくなる前にと慌てて・・・・・・ポーズ
しかしガスは一瞬で消え、岩陰でショーを眺めます
水平線に雲が多いためか、なかなか赤く焼けてきません。
今日はこの位が限界かな~~と、ここらでもう一回バンザーイ!
日の出時刻より遅れる事15分・・やっと・・
雲の上に出てきました。日の出です
一睡もしていないので・・帰ろう・・「眠い・・」「お腹も減ったね~~」
火口の中に光が差し込み始めました。
霧島周辺全体にうっすらとガスが立ちこめています・・
火口も夜明けですね~~。
肉眼では眼下にうっすらとベールの中に甑岳や白鳥山が見えるのですが・・・。
「早いですね~」と数人に声をかけられただけで、ザックの大きさを指摘される事は無く無事に下りてきました。
前回はキイアゲハ今回はアサギマダラを見つけました。
下りてきて、振り返ると薄いピンクの衣を纏った韓国岳が・・・。
駐車場付近は式典に向けて準備がすでに始まっていて、まだ7時前なのに、いつもになく賑やかで・・。
駐車料金請求されそうで、慌てて出てきました。
トレーニングと言うより、真夜中のお山歩でした。
「満月の縦走もまたしたいね~~」「まだ縦走できないし・・」「満月の夜の高千穂峰でも良いな~~」
とにかく星が綺麗でした~~~・・・。
久しぶりにいろんな星座の名前を思い出し、「はくちょう座どれ?」「蠍座どこ?」「夏の大三角は?」「カシオペア座はあれ!」
探しますが見つけられない星座が多く・・。
よく考えると、夜半を過ぎているので夏の星空ではなく秋の星空でした。
アルプスの準備もほぼできました。
徹底的に山道具を減らしました。
シェラカップもコップも1つ、(2人で)
ツェルトもシートも無し、
フライパンも無し、
ヘッドライトは3個で予備電池無し、
携帯、デジカメはそれぞれ予備バッテリー1個で充電器無し、
などなど・・・・。
ザックも55Lで15kgと45Lで12kgに何とか収まりました。
お天気がね~~。前線がまた南下して梅雨状態に・・・。
「成り行きよ、与えられたお天気で歩きなさいって・・・」「・・・・・まあね~~そうだけど...」