Jリーグは最終盤にさしかかり、優勝争いとともに、降格争いも厳しさを増してきた。
J2降格、J1昇格を巡ってはサポーターにとっては、とっても気になる季節到来だ。
今シーズン開幕前の予想を全く覆したのは、J1磐田の低迷ぶりだ。かつては
J1をリードしてきた強豪クラブだったが、今はなんと18チーム中下から2番目で
もがき苦しんでいる姿をみると、痛々しい限りだ。
J1での通算勝利は鹿島、横浜M、清水に次ぎ名古屋と並んで342。350勝に
あと8勝だ。でも今シーズンはわずか3勝。逆に負けは13を数える。
しかも1点差負けが10試合もある。勝ちきれない悩みがつきまとった
シーズンと言えよう。
また。引き分けも10を数える。無失点試合は5だから、看板である攻撃力が
機能していれば、現在の苦しい状況に追い込まれることはなかったであろう。
まあ、それがサッカーでもあるけど…
しかし、今となっては残り8試合、残留には勝利しか道はないない。
すぐ上の順位、湘南はともかく甲府と10ある勝ち点差をどうひっくり返すか。
気持ちが守りに入らず、アグレッシブに戦うしか打開策はなさそう。
昨シーズンのG大阪に続いて、予想もしなかった降格劇が再び起こるのか。
Jリーグ3度、天皇はい2度のほか、アジアスーパーカップなど合わせて11度も頂点に
立った強豪クラブ。一つの時代が終わり、栄光の歴史に汚点をつくのか。何か
寂しさが漂うJ最終盤を迎えたリーグである。