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日本サッカーの修正点は?

2013年06月21日 22時08分50秒 | スポーツ
 サッカーでは前半、後半それぞれ5分間は最も大事な時間帯とよく言われる。その指摘にぴったり当てはまったような試合がコンフェデ杯のイタリア戦での敗戦だった。
 2-0のリードで前半を終えるかなと思った残り4分に1点を返された。そして3-3で迎えた後半残り4分、また失点。1次リーグの敗退となった。また、2-2に追いつかれた失点も、後半開始5分。4失点のうち3失点が「大事な時間帯」だった。
 日本サッカーの持ち味はチームとしての意思統一を図り、連動した動き、パス回しから相手守備網を崩すことにある。2点リードしたまでは実にうまく運べた。しかし、改めて痛感させられたのは、強豪はミスに乗じて一瞬にスキを見逃さないところだろう。このあたりが日本と世界のギャップではないだろうか。 
 最初の失点はよく指摘されるCK。2点目は不用意なボール処理。そして決勝点となった4失点目は、不用意なクリアからだった。
 まだまだ世界の上位にたどり着くのは難しいという証しでもあったように思う。
 ブラジル戦と違って今回は、実にうまく試合に入れただけに、逆転負けに悔しさは倍増した。最後まで自分たちの戦いをどう続けるかが、イタリアはさすがにしたたかだったと言わざるを得ない。
 試合運びの巧みさ、状況判断、さらには「個の力」などのレベルアップが求められる。来年のブラジルW杯までに、そうしたギャップをどこまで埋められるか。世界と戦ってよく言われる言葉に「よく戦った」がある。でも、それで終わってはいつまでも「差」は埋まらない。1年後を見据えて修正できるか、できないか。今、日本列島に大雨をもたらしている前線のように停滞が続けば、南アW杯16強後の感動も薄れていくだろう。そして日本サッカーの世界との距離は広がるだ


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