昨日、NHKの深夜のドキュメンタリーを観ました。
震災で子ども三人を失った夫婦。
長男は大川小学校に通っていました。
狭い仮設住宅の中には子どもたちの写真が沢山置かれていました。
子ども三人を失った悲しみは同じなのに、夫と妻の心はすれ違っていきます。
震災の数日前に地震が起きても津波は来ないと子どもに話したと言う夫は自分を責め続け、
何度も自ら命を絶とうと考えたといいます。
妻は夫の気持ちを考えるのですが、夫には妻の気持ちを考える余裕はありません。
それでも、一年二年と年月が経つうちに少しずつ妻の気持ちを理解できるようになり妻のことを思いやるようになるのです。
何度も離婚の危機を迎えますが、最後には乗り越えて、新しい生活を始めるのです。
http://www4.nhk.or.jp/chihouhatsu/x/2014-06-02/21/17672/