海峡映画祭に行きました。
『いしゃ先生』『熊野町物語』を観て、前田吟さんのトークショーへ。
『いしゃ先生』は健康保険のない時代の山形の農村の初めての女性医師の生涯が四季折々の自然を背景にして描いた作品。
山形って本当に綺麗だなと思いましたが、雪国で生きていく厳しさも感じました。
上映後、永江二朗監督の舞台挨拶。
永江監督はホラー作品が多いそうですが、思ったより全体的に静かで音楽も控えめでじっくりと観ることができました。
監督がこの作品は大企業が出資しておらずみんなの募金でできた映画で《野に咲く小花のよう》と話していたのが印象的でした。
これからどんな作品を撮られるのか楽しみです。
映画祭は今まで出会ったことのない監督の作品に出会えるのがいいですね。
『熊野町物語』は熊野の町の良さを伝えながらもストーリーもちゃんとあって観た後に清々しさを感じる作品になっています。
ネットでも観ていたのですが、大きなスクリーンで観るとまた一段と自然の美しさが際立ちますね。
前田吟さんのトークショーは、デビューのきっかけや山田洋次監督との出会いなどご自身の俳優人生を
寅さんや渡鬼など出演作品のエピソードを交えつつお話されて興味深いものでした。
前田吟さんがとてもお若いのに驚きました。
これから映画『三月のライオン』と来年の大河ドラマに出演されるそうです。