辻総合研究所ーTsuji Consulting

パリと東京を中心にして素敵な出会いや、いろんな地域の暮らしや文化、経済、新しい夢に向かっての動きをお伝えします。

Mr. Talib came to Paris

2012-02-08 02:15:22 | Weblog
FAOのミッションでインドネシアから、ローマへ帰るときにEMIRATES航空の飛行機の中で出会ったのが、マレーシアン人のタリブさんだった。
映画「SHOGUN」が好きで、島田陽子がお気に入りの女優だったようだ。日本映画は三船敏郎の映画を始め沢山観たという話をしたのを覚えている。

パリの国際見本市へ同行し、ビジネスの会合の後、オペラ座へご案内した。生まれて初めてだと言うタリブさんが満足して撮影した時の写真だ。

ルーブルへも行き、会話と買い物、食事を楽しみ、少し寒かったがパリの町を散歩した。

いい思い出になった。次回はナポレオンの墓があるアンバリッドとフォンテーヌブローへご案内しようと思っている。

Mr Talib, Malaysian friend came to Paris, in 2008. We went to the International fair of Industry in Europe.

It was a first time for him to go to see Opera.

I am waiting for next time to take him to Invalides, Napoleon's tomb, and His castle, in South of Paris.











地上に降り立てば、そこは30センチのペーパーの国

2012-02-08 01:30:15 | Weblog
以前、ある人に「辻 秀子は地上30センチを飛んでいる」といわれて10年後やっと地上に降りてきましたが、パリでは「30センチの書類の山を作成中」、書類を探し、コピーをするという毎日です。何をどう準備するのかわからず、電話してもまた分からずにとにかく行ってみるという日もあり、手探りでフランスの法律・行政と格闘しています。
フランスはペーパーの国。言葉で話しても役所は信じてくれません。

証拠は?証明書は?全部持ってこないと滞在許可証も、健康保険も年金も様々な手当も、住居手当も更新されません。特に私は自由職業者なので、病気になったら終わりという毎日です。サラリーマンでも自己申告ですから、納税意識が高いかもしれません。
はらはらしますが、時にはドキドキする充実感や感動に変わるときもあり、それは書類の山を逃げずに肯定的に受け止めて、「この際フランスをもっと知ろう、もっと友達を増やそう」と思うと、磁石のように、協力者、新しい友人が集まってきました。というわけで、17年拠点にしているパリは愛する街で愛着があり、第二のやんちゃな手がかかる魅力的な恋人です。第一の恋人は日本の福井と小浜です。夏にはまた福井と小浜へ帰ります。

役所へ行ってきました。健康保険の更新の時期です。
返事は2~3週間以上かかるとのことです。待つことにだんだん慣れてきましたが、フランス人もいらいらしないのかなと思って聞いてみると、怒りを感じることもあるようですが、慣れてしまっているのか本を持ってきて読んでいる学生を見ると、「えらいな~」と思ってしまいます。

写真は、16年前からお世話になっているポールさんです。好奇心豊かなポールさんは現在、日本語を勉強中です。
感じが大好きな、私のフランスの父親代わりの人です。まるで本当の家族のように思います。