今回の南仏+パリの旅最後の日、
ゴッホが命を落とす前10週間を過ごした、オーヴェルシュルオワーズへ
オルセー美術館で「オーヴェルの教会」しっかり予習済みです。
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北駅から直通電車がありますが、北駅は非常に治安が悪いので、
サンロワーズ駅から出発の列車を姉が探して、行きます。
もしかしたら、1本前の電車に乗れるかも~の一声で・・・大忙し
チケットは、地下鉄から買えるのでしょうが、バタバタして
持っていたカルネでとにかくサンラザール駅へ
姉が機械を駆使してでチケットをGET
何しろ日曜日なので窓口は、お休みです。
電車が見えているのに、乗れないというのは、辛いですから~
外国は、改札がないので 切符がなくても乗れちゃう
しかし、見つかると凄い罰金を払わなくてはならない
日本みたく乗り過ごしましたでは、すまない
事故責任!大人なんですよね~
パリGaSaint-Lazare駅からPontoise行きの電車に乗り、Pontoise駅で下車、続いてAuvers-sur-Oise方面に乗り換えGare d'Auvers駅下車。
飛び乗った電車で、姉が刻印忘れたぁ~
チケットを持っていても、刻印がなければ無効なので
でも、なんかの本で刻印機が壊れていたら、自分で日時をボールペンで書いていればOKって
何しろ改札口がないので、切符を使いまわしされるのが、困るというわけです。
このルートで行ったのですが、Pontoise駅で又々パプニングが・・・・
乗り換え時間5分、一緒に降りたちょっとよたった兄ちゃんが怖くて、離れて歩いたのが・・・・
ホームに着いたら、乗る電車が今出発って感じで、思わず飛び乗ってしまおうかと
思うほどでした。まるで映画のワンシーンのよう
1時間もすれば、次の電車がくるのですが、姉は悔しそう~
せっかくパリで1本前に乗れたのに~
近くのセキュリティーの制服を来たお兄さんに
つたないフランス後で、
「ここに行きたいんだけど~」と地図を差し出し
「ここのホームだよね~1時間待つんだよね~
他に行く方法ない?例えばbusとか?」
お兄さんはあるよ
「でもバス停とか時間とかわかんないし・・・」
それなら、案内してあげよう!と言ってくれました。
以前、イタリアで会ったマダムのように~髪の毛クルクルしながら
頑張ったのですが
でも、色気ではなく 子供が困っていると思われたのでしょう~
バス停に行って時刻表を見せると後5分でバスがくるとのこと
電車の切符を見せて、これで行けるかなぁ~と聞いたら
お兄さんは無理かもしれないね~で
しました。
バスがきて、運転手さんにチケットを見せたら、快諾
この電車のチケットで乗れました。
フランスは、電車とバスは同じ切符だったりするから便利だね~
この一連の事件で、写真を撮るという行為を
すっかり忘れるほどのパニックでしたから~
バスからの景色はとても素敵で、
このハプニングは、凄く良かったね~と話ました。
HPからプリントしていた地図で、オーヴェルシュルオワーズ城で降りて
城から見学しようということになり、運転手さんに言って
その場所がきたら、教えてね~とお願いしました。
みんな本当に親切です。
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美術館があるのですが、朝なのでまだやってません。
階段を上がると
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なかなか素敵なお城です。
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ピサロの家が裏にありました。
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散策しながら、ゴッホの足後をたどって
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のどかで美しい街です。南仏を思い出します。
「オーヴェルは実に美しい。(中略)本当に、厳かなほど美しい。特徴があって絵になる本当の田舎だ」。オーヴェルの風景がゴッホにとって大変魅力あるものに映ったことが、弟テオ(Théodore Van Gogh)に宛てた手紙からもうかがえます。10週間という短い制作期間でゴッホはオーヴェルの穏やかな田舎の風景やオーヴェルに住む人々の姿を、次々にカンバスへと収めました。
とあります。
ゴッホが自殺した街と聞いていたので、もっと暗い街を想像していました。
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ゴッホ若い頃は、イケメンだったのね~
ゴッホが下宿していたラヴー亭が、今は記念館になっています。
1Fはレストランです。本日のランチはここで
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中は、撮影禁止です。
ゴッホの部屋と奥にスライドを上映している部屋があります。
入るとガイドをしてくれる方がついてくれて、説明してくれます。
このスライドがいいです。ショパンの音楽と共にゴッホの作品が映し出され
映像の中に言葉が浮かびますが、日本語でも書いてあり
凄く親近感が湧きました。最近どこに行っても日本語がなくなっています。
日本人が外国に旅行しなくなったからかな~
ゴッホが日本に憧れいたから?
時間が早かったので、誰もいなくて私達二人の貸切りも良かったのでしょう~
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ゴッホが描いている絵が、近くにあり検証して散歩できます。
これは、「町役場」
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お店屋さんでは、ランチの準備です。美味しそう~今日は日曜日ですから~
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マルシェも開催
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オーヴェルには彫刻家ザッキン (Ossip Zadkine) によるゴッホの肖像が建てられている。この記念モニュメントは、駅と町役場の間に位置するファン・ゴッホ公園に1961年に設置された。
でゴッホと対面
サンレミのゴッホ像とは、少し違うかな
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駅です。隣には、絵を売っている人がいました。
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12世紀から13世紀にかけて建てられたオーヴェルのノートルダム教会。ゴッホに描かれたことによって世界中で知られるようになった。ゴッホの作品《オーヴェル=シュル=オワーズの教会》はオルセー美術館に所蔵されている。
思っていたより大きな教会です。
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教会の裏を登っていくと 一面に麦畑が~
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一面の麦畑に感動!!
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あまりの美しさにちょっと言葉がありません。
秋にきたら、又素敵なんでしょうね~
その脇に墓地があり、そこにゴッホとテオの墓があります。
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ちゃんと場所がわかるように案内図もあります。
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散策して教会の入口に回ったら、ちょうどミサが終わったところでした。
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なんて、美しい司教様・・・・こんな方なら毎週日曜日通ってしまいそう
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教会も美しい~
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教会の裏の道を歩くと
オーヴェルの観光案内所のすぐ脇にある階段を「オーヴェルの階段」と題してゴッホは描いている。
の階段を発見
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そして、本日のランチ「ラヴー亭」に戻ってきました。
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正面玄関では、なくて、横から入ります。
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入ったら、こんな感じ
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美味しかったです。オーヴェルシュルオワーズにきて、ゴッホ巡礼したら
やはり、ここで食事をしてほしいですね~満席だったので要予約です。
ゴッホを堪能して、いい時間の電車があるけどもう時間がない!!と
いうことで、駅までダッシュ 時計が遅れていたようです。JJJ
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これは、駅の階段、ここにもアートです。
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これゴッホかな??
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無人なので、切符を買う時は、往復で買いましょう~とガイドブックには書いてました。
ここから、パリのサンラザール駅にもどり、午後はサンマルタン運河です。
ここも行きたかった場所なので、嬉しい!楽しみ!
つづく・・・