2月は梅を描きます。
梅の花は、春を一番はじめに感じさせてくれる花です。
梅に鶯とよく言われていますが、鶯は臆病な鳥なので、よく見かける梅に止まっている抹茶色の鳥は、メジロです。
寒いですが、公園に出掛けて梅とメジロを観察にいきましょう!梅の墨絵は古木も主役です。かっこいい古木を描いてみましょう。苔を花白緑で入れるのもいいですね。
梅、菊、蘭、竹の四つの植物を組み合わせた文様を四君子といいます。中国では古来、吉祥文様として扱われ、やがて日本にも伝わりました。 君子とは、徳が高い人格者で、清らかで高潔な人のことをいいますが、君子として持つべき心がけを、この4つの植物に見出し、草木の中の君子として称えたものとされます。
梅は、厳寒に強く春一番に咲く花で、寒中に美(知恵)を養い、他に先駆けて花開く強い心意気を持つ樹木とされました。冬の厳しい寒さの中にありながら、他の花に先駆けて春に咲く強い花です。お香や練り香水にもよく使われているほど、高貴な香りを漂わせながら花開きます。また、梅は子を産む母を意味し、おめでたい文様とされてきました。
<引用>
梅は古木と枝が勝負
花は可憐に
苔も観察して入れてみましょう!