たまねこ*古布とmy garden

絣、絣、絣 その1

久留米がすりの本場、久留米はお隣の福岡県です。

井上伝はという人が考案なさったそうです。

彼女は12~13歳のころになると、大人も及ばないくらいに

本綿織りが上達し、白木綿や縞を織り上げては

売りに出していたほどでした。

ある日、着古した藍染めに白い斑紋を見つけ、

後の久留米絣のヒントにしたそうです。

また、牛島ノシは1812年に八女市福島の農家の次女として

生まれました。

ある日、ノシは長年放置された編み薦(こも)を参考に、

緻密な小絣を考案しました。

その他、多くの人々の創意工夫と努力で、

久留米絣の技術は全国に広められていきました。


昔、福岡のお友達に教わった歌です。

『久留米の機織り唄』

私しゃ久留米の 機織り娘よ
化粧はほんのり 花ならつぼみよ
     「私しゃっサイノ
     久留米の日機(ひばた)織りで
     ございますモンノ
     私しがサイノ
     日機ば織りよりますとサイノ
     村の若い衆が来て
     遊びにゆこ 遊びにゆこと
     言いますモンノ
     一緒に遊ぶたあ よかバッテン
     日機がいっちょん
     織れまっせんモンノ

「そろばん踊り」は、明治時代に久留米で歌われた機織り唄に

振り付けをしたもので、機織りの音に見立てて、

そろばんを鳴らして踊るということです。

お祭りもあるそうです。
http://www.jiji.com/jc/c?g=jfn&k=2010082400670

なんだか元気な町ですね。

その元祖が女性たちの活躍によるというのもうれしいことです。

ところで今日のお写真は当店自慢の絣っ子たちです。

今日は15柄。まだまだあります。

お客様のご要望で縞帳ならぬ絣帳を作っています。

来年の作品展には100継ぎ絣の作品に挑戦しようかな?



庭の藍の花です。


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