たまねこ*古布とmy garden

カモミールのハーブ染

先日主人が入院している時主人の妹から電話がありました。

「兄ちゃんは病院だからよいけれど、

律子さんは広い家に一人だから心配ね」。

と気遣ってくださいました。

ご自分も膠原病で入院なさっているのにです。

「大丈夫よ。カレン(愛犬)もいるしね。

昔ね、お婆ちゃん(主人の母)から

『私たちが蒙古に行っていた時は見渡す限り、大草原

夕暮れ、寂しさに、涙を流すこともあった』と言われたことを

思い出したよ。それに比べればね」。と言葉を返しました。

その優しい義理の妹にK's Gardenのカモミールで染めたばかりの

ストールを送ることにしました。

素材の シルクには真珠に似た美しい光沢があり,それは

プリズムの形をしたフィブロイン(カイコの絹糸の主要成分)が

層状になっていて,光を拡散させるからだそうです。

凄く発色が良く感動しました。シルクが染めやすいのは,やはり

フィブロインの構造上,染料が繊維の奥深くまで染み込んで,

色がよく定着するのだそう…

私たちが身にまとう衣服一つとってみても、

素材や色等、神の創造の業が相まって楽しむことが出来るのです。

それを可能にするシステムとそれを用いる人間が必要ですね。

そして人は色や形を認識して作品を作り上げることが出来ます。

まさに至れり尽くせり、世界は有用なもので満ちています。

(詩 8:3,4)

エホバよ,あなたのみ業は何と多いのでしょう。

あなたはそのすべてを知恵をもって造られました。

地はあなたの産物で満ちています。

カモミールは我が家では主人の嫌われ者なんだけど、

主人もこのストールを見れば、

きっと見直してくれるのではないでしょうか?




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