麻のさわやかな清涼感、その上品な光沢が素晴らしいのです。
ごわつき感が嫌いという方もおられますが、麻の種類と加工にもよるのでしょう。
”ひんやり”“つるりん”なのもありますよ。
特に上布は、手積み(麻を細かく裂いて繋ぎ、撚り合わせる)した細かい糸を産地独特な
技法で織りあげ、加工した高級な麻布のことで、それはそれは手間と労力のいるもので
す。
主人の父が昔農業高校の教師をしていて、近所の方にラミー栽培を奨励したことがあります。それはそれは大変な作業だったと聞いております。
麻は通気性と発散性に優れているので日本の高温多湿の夏には欠かせない衣料素材で
す。
でも昔、麻が主流だった頃には冬場の衣料としては寒かったでしょう。
聖書の言葉 伝道4章9節
二人が一緒に横になるなら,確かに暖かくなる。しかしただ一人では,どうして暖かくしていられるであろうか。
とありますが、どの国においても冬は家族寄り添って寝たことでしょう。
現代は一人でも快適空間が、人の温もりをあまり必要としないのかもしれません。
さて前置きが長くなりましたが、麻の着物からボレロ風の羽織ものを作ってみました。
”ひんやり”“つるりん”ろうそくのような透明感がすごくいいんです。
(麻の種類はわかりません)
ワンピースに合わせるには丈の短いものが素敵と私は思います。
中のワンピースも絹の縮のお着物から…
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