元々は、いずれ劣らぬ美人が二人いるときに使われていましたが、最近はいずれも優劣
がつけ難いほど素晴らしいものを例えて使う言葉になっているそうです。
本当にあやめとかきつばたはよく似ていて見分けにくいようです。
他にショウブとハナショウブが加わるともう、どれがどれだかわかりません。
そこで今日のアンティークの帯をご覧ください。
なぞ解きをしてみましょう。
① 菖蒲ではありません。菖蒲湯に入れるあの菖蒲の花は地味でサトイモ科(香りはすばらしいですね)
② あやめでもありません。あやめは畑のような乾燥地で栽培されるそうです。
何故なら、帯の絵柄には水輪が描かれていますね。
かきつばたは水辺などの湿地帯に適し、花菖蒲はその中間で畑地でも湿地でも栽培でき
るというのでどちらかです。
それで困った時のネット頼み!
☆花菖蒲は花の種類は多く紫系統の他に黄色や白、絞り等、多彩であるがどれも「花弁の根元のところに黄色い目の形の模様」がある。
☆杜若はあまり種類は多くないが、「花弁の弁の元に白い目型の模様」があるのが特徴。
☆あやめも花の種類は多くないが「花弁の元のところに網目状の模様」がある。
残念ながらその書き込みがありません…
まあ、どちらにしても素敵な帯でしょう?
繻子織です。もう一度帯に仕立て直すか、タペストリーに仕立てるか悩むところです。
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