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余計なお世話

『ズボンの折り目は付けますか』・・・・え゛?・・・。ぼーずはしばらく固まった。長く付き合ってきたが、訳の分からん説明ばっかりするオバハンに見切りをつけ、新しいクリーニング屋に行ったときの事。コットンパンツ3枚を出すと店の人からこう言われたのだ。悪いがコッパンの洗濯くらいなら洗濯機に放り込めば10分で終わる。

問題はこのくそ暑い中、(20年前の)引越し荷物の中からアイロンを探し出し、自分でかける気がないからお願いしているのだ。不審に思い、アイロンをかけない人がいるのかと問うと、さすがにノーアイロンはいないが折り目をきっちり出すのを嫌がる人が増えたという。

ぼーずにとってズボンの折り目をきっちり付けるのは・・もっとも金のかからないおしゃれと・・言うよりぼーず世代にとってはじょーしきであった。唯一洗いざらしでよかったのはGパン(ジーン等とは言わなかった)位のもんだ。毎回アイロンをかけるのも面倒なので寝押しと言う、布団の下にズボンをそろえて一晩おく方法も使った位だ。

雑な置き方をしたり寝相が悪いと、折り目が2本になり、出掛けの忙しいときにアイロンを泣き泣きかける羽目になる(笑)。また、ズボンという奴は履いている内に膝が出てきて、折り目が曲線になる。そうなるとまずズボンを裏側にひっくり返し、折り目を消すようにアイロンをかけ、膝の部分を平らにする。そしてもういちどひっくり返して折り目を付けるなどズボンには気を使ったもんだ。

余計なお世話とは思いつつも、凝った髪型なのに膝の出たダブルのパンツにかかとを踏み潰したローファを合わせている若者を見ると、石津謙介さん(日本でアイビーを育てたファッションデザイナー)が泣くぞと思ってしまう。

ヴァンジャケットの創立者であった石津さんはファッションを紹介しただけでなく、その裏にある考え方、生き方までを提案した。もちろん、人がどんなカッコをしようがその人の自由だが、表面だけ真似るなんてのはみっともなくないか?ブカブカズボンにベルト無しで歩かせられりゃズレてくる。刑務所内では安全のためベルトや紐を取り上げられ、あんな格好になる。ム所帰りがかっこいい??それより、こいつが分かってやってるのかな?

ぼーずは犯罪が起きた理由をなんでもかんでも社会のせいにする考えには反対である。同じ境遇でまっとうに暮らしている人が何人もいるからだ。そんなぼーずだが、アメリカで黒人の三分の一が刑務所に入っているか、または入っていたという現実を見ると、何か彼の国の仕組みはおかしいんじゃないかと思ってしまうのだ。
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