現代で言えば女性用トイレ内に男性用小便器あるようなもんか(笑) が、デパートにはこの七不思議のひとつが存在する。いつごろからあったのか?小さい頃、オカンに連れられて入った記憶はないのでそう昔のもんじゃないだろう。
現在はもうなくなっているが、かなり前に池袋の西武デパート地下にはレストランというか小規模なカウンターがあった。九段のインド料理店アジャンタが入っており、本店に行かなくても食べられるので愛用していた。その内になんと神戸で一番好きなたこ焼き屋、『蛸の壷』が出店した。開店してすぐに食べに行ったのは言うまでもない。
開店当初は従業員も神戸から来ており、知った顔の兄ちゃんが焼いていた。肝心の蛸は毎朝明石から送らせていると言う事だった。ちょっと塩が回り過ぎている気がしないでもなかったが、吸盤の中まで小豆色をした明石ダコが不味いわけがない。せっせと通い詰めた。
食べに行っていて気になることがあった。デパ地下のカウンターなので客が一人と言うことはまずない。誰かしらと一緒になるのだが、玉子焼き(出汁につけて食べるたこ焼、いわゆる明石焼き)を頼む客は少なく、ほとんどのおばちゃんは焼きそばか焼きウドン。店の行く末を心配していたら、その前に西武の方針が変わり、そこはスーパー形式の食料品売り場になってしまった。
落胆の余り、暫くそこには行かなかったのだが、輸入食料品を買うため久しぶりに訪れた。買い物の最中、トイレに行きたくなりいつものトコに入る。用を足しているとなんとおばちゃんが入ってきた。厚かましい奴っちゃな!とにらむが向こうもこっちを見ている。が・・・ふと気が付くと男子用は自分が使っている一つしかない・・・しかも、妙に位置が低い・・・アレ?!?
その他は全部扉つきのトイレが並んでいるのを見て悟った。いつの間にか女子用に改装されている!!『失礼しやしたぁ~』と大急ぎでそこを立ち去る。男子用は母親に連れられた幼児用だという(笑)。このまま泣き寝入り?するのも悔しいので、朝日の電脳喫茶室というコーナーに顛末を投書した。管理人のウマ子嬢に呆れられたが、残念ながら賞品は出なかった。そう、只の恥かきで終わってしまったのだ。
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