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正月の様変わり

今朝玄関を開けたらモミ殻が床にこぼれていた。犯人は鉄板でスズメさん。しめ飾りに編み込まれた稲穂を食べた跡だ。うちは昨年の30日に飾ったので5日目に気付いた訳だが、昔はすぐに食べに来たもんだ。ひょっとしてスズメの学習能力が衰えてきたのだろうか?これは筆者の想像に過ぎないが、学習する機会が減ってるからじゃないかな?

というのもこの後、ワンコと一緒に散歩に出たのだが500m程歩いた間にしめ飾りを吊るした家はたった9軒しかなかった。むろん、その間に建っているマンションの中までは確認していないが・・・してたら不審者そのものだし・・・スズメが餌と認識するにはちょっと数が少ないように思う訳だ。

吊るされたしめ飾りも子供のころからすると小型化しており、スズメの可食部分は減ってきている。中にはクリスマスリースのようなものを飾っている家もあるし、セロファンで包まれたままのしめ飾りを吊るす家もあった。雀たちに取ってはハードルが高いよなぁ。スズメの食い方も下手になり、米が残っていると思ったのは大きな間違いだった。残った稲穂は中身が食われていた(笑)。しっかりしてるぞスズメさん達。

子供の頃は市場の入り口や人が集まる場所にしめ飾りを売る露店が並び、値段も縁起物と言うことでいい値段だった。買う方も正月ということで鷹揚になり、結構大きなものから売れていた記憶がある。スーパーで売られる最近の方が安いんじゃないだろうか。ネットには農家の副業でもあり、冬のいい収入になったと書いている人がおられた。

驚いたのは本式のしめ飾りには実のなる前の稲穂を刈り取っておいて使うということだった。手間もかかるし、米も取れない。高くてもしょうがないと思うが、恐らくこんな材料は使わなくなってきたんじゃないかな?その昔、減反政策で青田刈りを奨励した時期があったが、原料にはピッタリじゃないか。

庭の焚火が禁止されてはいるものの御焚き上げの様な宗教行事や習慣は一応特例扱いで許されている。細かいことまで決めないで欲しいな。ただ、しめ飾りがなければ御焚き上げも出来なくなる。年一のしめ飾り位ケチらんでいいだろうという鷹揚さが戻ってこないものか? ちょっと難しいだろうな。

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