2014年の11月21日、行き方や移動時間にブツブツ言いながら、滋賀の守山にあるブルーというライブハウスに行ったことがある。目当ては天野ShoさんとFridgeのジョイントコンサートだった。この時『またやろうね』と言っていた覚えがあるのだが、なんと10年振りに神戸でやることになった。
本来はもっと前に実現していたはずなのに、憎きコロナの蔓延により延期され本日2月18日になってしまった。最近は京都から飛び出たFridgeだが、兵庫県で言えば我が地元の苦楽園が西限になっており、神戸はホントに久しぶり。会場は老舗のチキン=ジョージ、規模は大きいが音のいい箱である。
まずはSHOちゃんのベース弾き語りで始まった。ハリソンの①The Long And Winding Road、映画バグダッドカフェのテーマ②I'm Calling You。レオ=セイヤーの③More Than I Can Say 確か日本では『星影のバラード』というダサいタイトルがついた(笑)。Shoちゃん得意のクラプトンは④Running On Faith。
ShoちゃんファンのリクエストNo1だそうな、日本語で歌う下田逸郎さんの⑤早く抱いて。下田さんには悪いが筆者もオリジナルよりShoちゃんバージョンが好き。死ぬ前にあの人へ『好きやでぇ』と言わないとイカン、そういう気にさせられるイーグルスの⑥Desperado。得意の一人フロイド⑦Another Brick In The Wall, PartⅡ。最後はフィル=フィリップスの⑧Sea Of Loveでちょっとお休み。この曲、Zeppのロバート=プラントも歌ってるのだが、ホントにプラントの声かなぁ(笑)
お休みの後はShoちゃんがFridgeを紹介し、ステージへ。カバーよりスタートし、オリジナルロックのオンパレード②道は続く、③光の子、④Noise In The Deep Blue Sea、⑤Midnight Cruise、⑥Fake Freak、⑦Sweet Strawberry Jam ⑧Freedom？とほとんど3枚目のCDからの選曲だった。
そして、FridgeにShoちゃんが加わり、ライブは最高潮を迎えた。『これは立って弾かんとなぁ』とShoちゃん、真紀ちゃんのギターが吠えるフレディ=キングの①Same Old Blues、さらに強力な助っ人ユミ=ガッシーが加わりCCRの②Proud Maryで3部終了。帰ろうとするユミちゃんを遮ってステージに残ってもらい、アンコールのMustang Sallyでお開きとなった。
やっぱりフルバンドはいいなぁ････またやってねー。
