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ご近所メシ

サラリーマン時代、会社は殆ど町はずれにあったが、8年だけ青山の本社に通っていた時期があった。通勤は面倒だったが、都内のライブハウスにはだいたい1時間以内で行けたので非常に便利だった。問題は通勤時間が片道2時間近くかかったことか。これでは自炊はほぼ無理で、途中外食になってしまう。いやぁ~お蔭でデブった、デブった(笑)。

故郷に帰ったのはいいが、ガキの頃からやっている店で残っているのはエビス焼きに甲南亭くらいなもんだ。帰省事に行っていた店なんて数は少ないので、気になった店は入るようにしている。最近『西宮ジモト飯』なるムック本が出ていたので買ってみたが・・・こんなもん全部行けるか!

昔、Hanakoの関東用グルメ本を買ったりしたことがあるが、いわゆる総集編なので雑誌掲載時期からは時間が経っている。ひどい場合は四分の一くらいに閉店マークがついていた。また食べログ等ネット情報が信用できないのはここにも書いてきた。最近は食いもんで趣味の合う友人のお勧めに従うことが多いかな。

行きだすと結構、近所にも美味しい店はある。愛用していた萩原珈琲の直営店は無くなったが、My LocalのBar Lupinで昼間に妹さんが喫茶を始めた。これがなかなか美味しい。豆は萩原の炭焼き珈琲なのにホット一杯400円とお得感もある。



元々、彼女は菓子職人だったので、焼き立てのクッキーやマドレーヌも美味しい。TVで天然と言われているのは単なる馬鹿と思っていたが、この人はホントに天然(笑)。コーヒーだけでなく見る価値もあり(爆)夜になれば兄貴がシェーカーを振る本格派Barでこれがまたいい。



普段は萩原まで買いに行くのだが、近所にも良い焙煎所がある。ゆげ焙煎所。喫茶店も併設されお店で飲むことも可能。ここはフレンチプレスで出すのでドリップ派の僕は買って帰ることが多い。



実はここ、朝日の阪神版で知ったのだが記者さんが結構真面目に調べているようで信用するようになった。同じ欄で紹介されていたのがもやい食堂。色黒で顔のデカいオッサン、友人のK藤(あいつはモアイww)を想像したがママ一人でやっている食堂で、料理の上手いオカンの味。



所謂定食屋風の、味が濃くご飯のお替りがガンガン出来る料理ではない。優しい味付けで自然な家庭の味と言っていい。プレートいっぱいの副菜に選べる主菜がつく。ママ一人でやっているお店なので待ち時間は長いが、座ってしまえばそう気にならない。



手作りのデザートも美味しいし、一人分ずつ挽き立ての豆で淹れてくれるコーヒーもいける。年初がしばらくお休みだったのは坊やが東福岡高で3番を付けてラグビーをやっているから、その応援で花園詣でが続いた為だった。TVで見たけど体はデカイし、顔はオカンそっくり(笑)。優勝おめでとうネ。

『何食わしてあんなにした?』と聞いたら・・・指差して『これ!』(笑)。こっちはもう大きく成らんでいいンですけど・・・ご飯のお替りするなと言われるな(笑)
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