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うどん屋で泣けた

やはり11月も中旬となると寒くなって来た。先月まではガラ空きだった電車もちょっと埋まって来た感がある。コロナの罹患者が増えてきたのもむべなるかなだ。電車で横に座った婆さん達後部の窓が少し開いているのに全く文句はないのだが、日が落ちてるのにシェード全閉。寒い隙間風がこっちに押し寄せてきた。

河原町で降りたら体が冷え切っている。たまらずチェーンのうどん屋がすいていたのでドアを開ける。暖かいうどんでも食っていこう。ただ注文カウンターには一人しか並んでないのに、注文を一向に取ってくれない。前のおばちゃんが『あの』と言うたびにちょっと待ってください。そのちょっとが20分近くになった頃、やっとオーダーを取ってくれた。ガラガラのチェーン店でここまで待たすか?泣けてくるぞ・・・うどん屋で泣けた?(笑)

『うどん屋で泣いた』は日本のデイヴィッド=クレイトン=トーマス、彼と同じく木こり出身のヴォーカリストWCカラスの傑作曲だ。今日は先斗町のスターダストクラブであるライブにお邪魔する。定刻になっても現れず、ホテルに帰って寝てるんじゃないかとみんなが疑い出した時にやっと顔を出した。どうしても納得のいかない曲があったのでホテルで練習していたそうだ。どうせなら高瀬川の橋の上でやれよ。うんと近いし、空き缶おいていたらチップももらえる(笑)



オープニングを済ませ、バナナ・Believe In Yourself・“せんたく物ブルース”と続く。せんたく物はたまの石川浩司の曲と紹介していたが、CDでは石川とコンビを組む大谷氏(氏はどう読むか知らんが名前のようだ)の曲となっている。恐らくこっちが正しいんだろうな。同じくCDから“逆説のブルース”、カラスの4名ユニット、ワイルド・チルンのナンバーからMarvelous、再び彼のCDから“やがて死に行くものたちよ”、最後はゲイトマウスのI Wonderで一部終了。



二部はワイチルの“獄つなぎのアニマル”で始まり、労働は苦しい・飯炊き男のブルース・スーパーマーケットのブルースと続く。そしてホテルで練習してきたオーティス=クレイのPrecious Preciousを歌い上げる。CDに入っている遠藤みちろうのJust Like a Boyの後は、誰かが死んだら靴をみるといい・うどん屋で泣いた・今日もなんとか切り抜けられた、と彼の代表曲が続く。うどん屋は発表して暫く、某ブルース部門のランキング1位をキープしていたそうだ。これで2部終了。


 
アンコールはオリジナルのMoonlight Dreamerを歌って締めてくれた。この後、ゆったりと飲んで帰るはずだったのだが、なにせ開始時間が遅かったので、終電が迫る前に急いで帰って来た。ま、早めに行ってゆったり飲んだのでいいとするか。なんせBarで豚鍋(笑)。締めには雑炊というワガママまで聞いてもらった。多香ちゃん有難うね。

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