寒い冬を除き、年に3回程そっと近所のライブハウスYellow Ribbonに来てくれるのはベースの弾き語り、天野SHOさん。秋になり3日、また訪れてくれた。店の迷惑を顧みず、少し早めに行ってみた。なんせSHOちゃんってリハでやった曲を本番で歌わんことがあるから(笑)。店に着くと既に塾生のはしぞうさんが居座ってた･･･が･･･リハは終了、ガーン。
気を取り直し、暑いからと嫌がる店主のマージを拝み倒し「明石焼き風玉子焼き」なる、地域によっては理解不能の一品を作ってもらう。明石焼きとはそもそも地域外の呼称であり、出汁で食べるフワフワのタコ焼きを指すが明石でこうは呼ばない。で、明石ではどう呼ぶかと言うと「玉子焼き」(笑)。ジモティに世間一般の玉子焼きとどう区別する？と聞いたが『前後の文脈で判断する』そうだ。
頼んだものを簡単に説明すると、出汁巻きの卵に小麦粉を振り入れ、たこ焼き用に溶いた粉を玉子焼き器で普通に出汁巻きのように焼き上げたものだった。当然、中には薄切りの蛸が入っている。これを深皿に入れてからたっぷりの熱い出汁を掛ける。本家明石の玉子焼き(タコ焼きのコトね･･ややこしいな)と同じでいい酒の肴だ。
早速一部がと言いたいが、SHOちゃんはギターのチューニング中？？何やるねん？？？と不審に思いながらもレイ=チャールズのナンバー①That Lucky Old Sunでライブはスタートした。次いでスタンダードジャズ②Gee Baby、クイーンの③Bohemian Rhapsodyと続く。珍しい所でアラン=パーソンズプロジェクトの④Eye In The Sky。空に片目って･･･台風かい(笑)。
ビートルズの⑤Across The Universeは何と日本語で。一部最後はSHOちゃんの朋友、下田逸郎さんの「踊り子」。でもなんか抜けている気がするなぁ(笑)。スマホにメモしておいたのが消え、慌てて復元したので漏れがあるかも。確かBrother Louieも歌ってくれた気がする。中休みに偽ビールをお替り。やっぱりバイクで行ったのは間違いだった。偽モンは2杯が限度(笑)。
二部が始まり、まずはリクエスト大会。①ブルースの名曲Nobody Knows You When You're Down and Out。筆者がお願いしたクリス=レアの②Fool (If You Think It's Over)、本邦発売時には「青春のいたずら」という邦題が付いた。そしてキングスマンの③Louie Louie。
ここで箱付き常連の太郎ちゃんが呼ばれる。箱付きとはちゃんとチャージ払って入場しても、満杯になるとカウンター内の置物にされるの意(笑)。ライブ前にSHOちゃんがギターのチューニングしてたのは太郎ちゃん用に全音♭チューンにしていたのだった。そしてボブ=ディランの④I Shall Be Released、クラプトンも演った⑤Tulsa Time、絶倫男マディ=ウォーターズのHoochie Coochie Man、⑥Route66まで太郎ちゃんが付き合う。
再度、SHOちゃんだけになりジャクソン５の⑦I'll Be Thereで二部が終了するが、当然アンコールとなり、べン=Ｅ=キングのStand By Meで幕が閉じる。次は11月になりそうだ。
