最近、Amazonで古本を購入した。朝日新聞の連載小説だった川上 弘美さんの七夜物語。新聞で読むと小ま切れなのでまとめて読みたかったのだが、朝日の悪い癖?で分厚い単行本で出しくさった。値段も高く、置き場に困るので文庫化を待ってるうちに・・・忘れてしまった(笑)
新聞小説には珍しくファンタジーもので、また『お前、その年でファンタジーか?!』と言われるかもしれないが、当時は結構ハマっており毎日が待ち遠しかった。ただ婆さんなんぞは「なんで小学校に別の世界があるの?」現実にあり得ないことが起きるからファンタジーなんだけど(笑)。最初の一歩を飲み込めないと面白くもないだろうな。
これが文庫本になったと判ったのがついこの間だった。発行年月日を見ると15年の5月、随分と忘れてたもんだ(笑)。購入ボタンを押そうとしたら中古は1円とある。勿論、1円で買える訳はなく300円前後の発送料がかかる。通常は新品を買うが全3冊なので1800円。うーん、3円に郵送代を払った方が安いぞと3巻揃えて持っている書店に発注する。
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数日後にポスト便で届いたが、3冊とも汚れ・シワ一つないきれいな本だった。4年前の引っ越し時、焼けて変色した本はすべて廃棄と言われたのを思い出した。子供の頃、三男の従兄からお下がりでもらった本は歳の離れた長男のものらしく、みな焼けていたが気にせず読んでいた。図書館の本だってどれだけ傷んでいたか。みんな贅沢になったよなぁ。これが1円って悲しいな。
気に入らないのは3冊まとめて送って来たくせに、送料は3倍になっていたことだ。一番送料の高い店だったが3冊揃っているからここにしたのに。今までAmazonで複数発注し、同梱で送られてきたものは総て1個分の送料を請求してきた。そもそも1円でペイする訳がない。一種のトリックじゃないか?!当然店には文句を垂れる。さぁどう言ってくるだろう?