長じて自分で金を出して観たものは覚えている。酒井和歌子が出ていた映画だった。実はぼーずの中学校は映画館へ行くことを禁止していた。中学生が盛り場(ふ、古ぅ)を歩いてはいけないと言うことだったようだ。行かなくとも学校で見せるからと言うのが校長の言い分だったが、おっさんの選んだ映画が面白いはずがない。
大体、映画なんて教育に悪いから面白いんじゃないかマセガキだったぼーずは従姉や叔父にせがんで007を小学生から観ていた。文部省推薦映画なんざ観てられるかっちゅうねん。小学校5年生にとってダニエラ・ビアンキはめっちゃきれいなおねーさんだった。首に巻いた細いビロードのリボンが子供心にも悩ましく、先日伸ちゃんのライブで常連のO嬢が同じような奴を巻いていたのを見た瞬間、映画を思い出した。
確か、ロシアより愛をこめてだった。著作権のからみで写真をお見せするわけには行かないが、どうしても見たい方は名前か題名で画像検索をかけてくだされ。ライブが終わってからじっくり見せてもらったのはいいが、周りから変態扱いされた(笑)。断じて言うが、リボン以外は見てない・・・キッパリ・・これもセクハラかなぁ。
ニキビが出るようになってから国産ものは酒井和歌子一本だったように思う。残念ながら、あの頃の彼女は役者としてそう上手ではなかったが、だんだんと演技がうまくなり、いまだに活躍されているのがうれしい。
TVを見ないとアイドルには疎くなる。誰やこれ?と言って馬鹿にされたことも多いが、どうせ1年たてば消えている人達だ。それに比べ、ぼーずのアイドルだったストーンズやクラプトンは未だ元気一杯だ。彼らを見ていると、彼らより先に老け込みたくないと切に思ってしまう。40年後、今のティーン達がそう思うようなアイドルは生き残っているだろうか?石の下で静かに寝ているであろうぼーずにとってはどうでもいい話だが。
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