この手の映画はやはり3Dがいいし、吹き替えでなく字幕で観たい。字幕でなければ嫌なのは、日本の声優連中がショボ過ぎるからだ。元々、洋画の吹き替えをやっていた人はそれなりに好きなのだが、アニメ出身の声優は聴いていて耳を塞ぎたくなる。
俳優出身の故山田 康雄氏はローハイドのロディ役で良く知られるようになった。何度も書いてしつこいが、その彼のロディ(実際はRowdy:荒くれもん)とルパンの喋り方はまったく違う。残念ながらアニメ出身者には出来ないんだな。ワザとらしい一本調子の喋り方が鼻につくので、字幕以外で映画を観る気にはなれない。
一時、声優がブームになったことがあり、TVにも声優だけのイベントなんぞが放映されていたことがある。あのブームが彼らを間違った方向に向かわせたと思っている。その時に声優を舞台にずらーっと並べてアテレコをさせた番組があったのだが、かなりの人が直立したまま脚を肩幅に広げ、腹を付き出した格好でマイクに向かい、台本を読んでいた。
当然、セリフは僕の大嫌いな絶叫アニメ調。まぁ番組自体、アニメのアテレコを見せる内容だったので、ある程度は仕方ないが『原因はこれだ!』と確信した。どこの世界にこんなトランペットのソロみたいな喋り方する奴がいる?まさにアテレコでしかありえない世界だと思った。マイクの性能も上がり、一人一本の時代だ。普通に喋ったらどうなのかな。
吹き替えに関してはもう一つ文句がある。客寄せにアイドルやお笑いタレントを使うなと言いたい。スキルの無いアイドルが悲惨な吹き替えをやるのは当然だが、お笑いのベシャリが上手なのはネタに関してだけだ。一般の会話が上手じゃないのは、番組で噛みまくる芸無し若手芸人を見れば一目瞭然じゃないか。
俳優が歳を取れば、声も変わる。ハリー=キャラハンとコワルスキー(グラン・トリノの主人公)では後者が低く落ち着いた感じに変わった。ロボットのシュワちゃんだけど、どう変わったかな。では、そろそろ行ってきま~す。
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