これが映画になったのは、第2次世界大戦直後の皆が貧しく物のない時代だったから。モノ余りの現在において、自転車はなんと気軽に捨てられていることか。折角、盗難自転車を警察に通報しても盗難届が出ていないと何も対応をしない話は先日書いた通りだ。
被害者が構わないのなら放っておけばいいのだが、曲がったヘソが疼き出した(笑)。こうなると善意ではなく意地の問題かもしれない。かの駐輪場に電話してみる。なんと駐輪証から個人の特定は可能だという。もちろん第3者に教えることはしないが、電話で詳細を連絡してくれるというのだ。
気になったのは番号を言った途端、持ち主を知っているような口ぶりだった事だ。この人は何度も代車を持ち込んでいると即答された。あ、こりゃ自転車本体には執着していないなと感じた。取り敢えず詳細を伝え、無施錠のままスーパーの駐車場にあると連絡してもらうことにした。
駐輪場は市営なのだが、放置された場所を詳しく聴く、自転車の状態を確認するなど対応は警察よりずっと上だ。利用者の使用料が直接落ちるシステムなのか、民間企業を定年退職して勤めている人かなどと考えてしまった。
今日、明日の朝飯用にサンドウィッチを作ろうとこのイカリスーパー(もう名前を明かしても問題ないので)に行くと、見つけた自転車は駐輪場から消えていた。持ち主が取りに来たのだろうか・・・それともまた盗まれたか(笑)。イカリの客がボロイ自転車を取るとも思えないので持ち主が来たことにしておこう。
次どこかでこの自転車を見つけても、今度は見なかった事にしようっと。
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