唯一の例外は娘へのプレゼント。離れて暮らしている事もあり、結構気合が入る。去年は入り過ぎて、大き過ぎるサイズを贈り、怒られた。ま、女心を逆撫でするような事をしてしまってはしょうがない。今年はサイズに関わらないペンダント。たまたま見つけた、ドイツのステンドグラスから作ったと言うものだった。
原産地証明が付いている訳ではなく、その辺のビー球を溶かしただけかもしれないが、色がきれいなのと、ドイツ育ちの娘に合うと考えこれにした。もっとも帰国は2歳前だったので、ドイツの事を覚えている訳が無い。
誕生日とクリスマスが近いので、贈る時は一緒にまとめている。1個で済むようカミサンには25日に生めと言っておいたのだが、ぐずぐずしているうちに年が明けてしまったのだ。10日違いは微妙なので、別送していた時もあったが、年末の混む時期でもあり、ここ10数年は一緒に送ってきた。
来年から就職と言う事もあり、クリスマス用は鞄にしようと新宿の伊勢丹に向かう。嘗てのカリスマバイヤーと言われた藤巻氏の影響がまだ残っているのか、ここは洒落たものが多いのだ。途中寄り道し、高級食器売り場で働いている友人Kさんを訪ねる。ぼーずは高級品売り場が似合うタイプではない。営業妨害になる前『良い鞄は1階。でも高いよ』と早々に送り出される。
あちこち見て歩くが・・高い(笑)。・・・だけでなく凝り過ぎやっちゅうねん。会社に持っていくにはちょっと躊躇するようなデザイン・・というよりは、なんちゅうドでかいロゴ(笑)。何が悲しゅうて金払ろた上に、娘をサンドイッチマン(ふ、古ぅ~)にせにゃならんのだ。
なんて悪態を店員さんにつきながら(オイ!店員にゆーてるんかい)見て廻るうちにシンプルで洒落た奴を見つけた。取っ手が長く肩からもかけられそうで、A4の書類が余裕で入る。留め金代わりの皮ひもがいいアクセントになっていた。こいつにペンダントの包みとカードを入れてから包装を頼んだ。
暫くして店員が『すみません。取っ手の皮に疵が付いていましたので良品に替えます』と言ってきた。疵と言っても握れば隠れる位置だし、使っているうちに手垢で隠れるような小さな疵だった。『娘には困るけど、妹ならそれで充分。(許せよ。その代わり代金は払ろちゃる) 製造元に返品出来ないなら安く売らんか』と聞いてみた。
安かったら来年の誕生日はこれで誤魔化してやろうと考えたのだが甘かった(笑)。『これは展示品に使って、最後はバーゲンですね』と言われてしまった。折角、東京の伊勢丹で値切ったと言う正月用のネタを作ろうと思ってたのに・・・残念。
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