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非常識のDNA

50代の半ばを過ぎた辺りからだろうか、風邪を引くと咳がひどくなった。風邪に咳は付き物だが、風邪が治ってからも暫く咳が続くのだ。去年の末、掛かりつけの耳鼻咽喉科で匙を投げられ『一度、呼吸器科に行かれよ』と破門される。たまたま、そこの50m先にその呼吸器科を看板に出しているクリニックを見つけ、訪ねてみた。

先生によると原因は何かのアレルギー。普段は何ともないが風邪の症状が引き金になるらしい。『アレルゲンの特定検査します??一つずつ潰して行くので、結構時間掛かりますけど。』・・・身に覚えがある。きっとハウスダスト(笑)。この上、医者に部屋が汚いと断定されてたまるか・・・丁寧に検査はご辞退させて頂いた。そもそも、風邪を引かなきゃ問題ないし。

思い返せば空咳は本社勤務の時から出るようになった。たまたま帰省した時に僕の薬を見て『これ飲むと咳が出ない?私替えてもらったわよ。』と婆さん(あ、産みの親の方ね)から言われる。早速、当時の産業医に空咳の犯人は高血圧の薬かも・・・と訴えるが『これ、そんな副作用無いんだけどなぁ』とセンセ。

「いいですか、先生。うちのお袋は心臓が右にあります。俺はそーゆー非常識な女のDNAを半分受け継いでいるんです。一般的に副作用の無い薬かもしれませんが替えてみてください」と産業医を拝み倒す。その後、確かに空咳は止まった。やっぱりおかしな血が混じっていたようだ(笑)

親戚の医者達は『珍しいから、死んだら解剖させろ』とうるさかったが、もう一番若いので70間際だ。多分献体しても、放置されるだろ(笑)。今回、婆さんの検査結果で面白いことが判明した。心臓は右にあるが、いわゆるミラー反転・・・医学では内臓逆位と言うらしい・・ではなく、他の臓器は逆相ではないという。

なんと、胃と腸が横隔膜の隙間から上に移動しているため、心臓と肺が押しやられたとの事。心臓の位置も言う程右ではないと言われた。今回、問題とされたのは、胃と腸が肺を圧迫している事。呼吸機能が不完全になるので、まずそちらを真っ当な位置に戻す。その後、腸の処置に掛かるので結構な手術になるそうだ。

取り敢えず一人だけ生き残った親戚の医者に「物理的な反転なので、解剖してもつまらんぞ」と連絡しておくかな。この分では怪しげな母方のDNAが僕の体に妙な影響を与えているのではないかと心配になっていたら・・・ワンコのアサコ、下の犬歯がいつの間にか2枚歯になっている。お前はジレットの回しもんか?それとも先祖はサメか?



歴代のワンコでこんな奴はいなかったが、婆さんとお前は血が繋がってないぞ。調べたら乳歯と永久歯が並列になってる状態だそうだ。小型犬では注意しないといけないらしいが、気にしていたらすぐ1本が抜けた。反対側もグラグラなのだが・・・抜いたら絶対に怒るな(笑)

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