gooブログはじめました!

世界標準とは

何回もここに書き、今更と思われるだろうが、ぼーずはアメリカTVドラマのファンである。今、一番気に入っているのがBonesとCSIマイアミだ。先日マイアミの古い作品を見直していてあれっ?と思う事があった。

主人公である鑑識課のスタッフが木に撃ち込まれた弾丸を調べるシーンで『いろいろ使われているな。9mmに22mm、44mmもある』と言うではないか。9mmはいいけど22mmに44mmとは(笑)。思わずTVに向かい「機関砲に速射砲の弾かよ」と突っ込む。これでは44マグナムの名手、ハリー=キャラハン刑事は砲兵になってしまうじゃないか(笑)。

英語のセリフに問題は無かった。間違ったのはこれを訳した日本人で、英語では9にしかmmを付けていないのに、22と44(すなわち22と44口径)にまでmmを付けたから話がおかしくなった。22とは0.22インチで5.5mm、44はその倍を意味する。

なんでこんなことになったかと言えば、9mmは有名なルガーに使われたドイツ規格で、他の口径はアメリカ規格なのでインチ単位だからだ。本来メートル法は国際規格である。が・・真剣に守らないのがアメリカ(笑)。未だにフットボールはヤードである。ラグビーは大昔にmへ変更したけどね。

しかし、自分がスタンダード側っていいなぁ。直さずに済むから楽だ。国際会議が総て日本語でOKだったらどれだけ有利だろう。とは言え、日本式がスタンダードになったことがない訳じゃない。例えばバイクだ。

古いバイクに左足でブレーキを踏むタイプがある。右足のブレーキがスタンダードになったのは日本のオートバイが市場を席巻したからだそうだ。ではなぜ日本でそうなったのかと言うと『車は右足でブレーキを踏む。オートバイもそうすべきだ』とお上が決めたんだそうな。

お陰で、教習所方式でキック始動しようとするとまず左足でギアをニュートラルに入れ、次に右足でキックする。エンジンがかかったら左足でローギアに入れ、右足でブレーキを踏んでから発進する。その度に足を踏み変える必要が4回も生じる。

左足ブレーキの方が使いやすそうに思えるんだけどなぁ。キックとシフトが同じ側にある方が機能的であることに間違いはない。バッテリーが進化し、セル一発で始動できる今、どっちでもいいと言われればそれまでであるが・・・。
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「ひげぼーずのつぶやき」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事