くしゃみが出て、思わずティッシュをポケットから出そうとしてライトを床に落とす。冗談かよ!?と思わず声を上げた程にライトはバラバラになった。製造者は接着剤が嫌いだったようだ。翌日慌てて買いに行ったが全部品切れ、百均で大量に余っていた懐中電灯は単一を使うタイプ、肝心の電池が無い。
仕方なくキャンプで使っていたガスランタンを引っ張り出してきた。ご存知の方もおられようがランタンの発光部は親指大の灰化した繊維である。薬液を含浸させ乾かした網状の袋を焼いた灰だが極めてショックに弱い。20年近く使っていなかった為、発光部には8mm程の穴が開いていた。
ケースに入っていた予備マントル(発光用の繊維袋)はどう見ても大型のガソリン用。そうだ、近所で探したがコールマン用しかみつからなかったのを思い出した。穴開きよりましなので取り敢えずこいつをセットし、逆さにしてから火を付ける。我ながら見事な応急処置(笑)。ひっくり返すときれいに焼けた白い灰柱が立った。点灯すると眩しい程光る、合格だ。
このガスランタンは全開で使うと2~3時間しか持たない。予備カートリッジを求め、都内の登山専門店を回るが、なんと同じ規格のものが無いのだ。学生の頃、神戸の山屋で知らぬ人はいないイカワスポーツという専門店でバイトをした事があったが、当時キャンピングガスというフランス製のガスストーブがガソリン用を押しのけ流行り出した頃だった。
現在はコールマン傘下で販売されているようだが、何処にもないとはねー。純正マントルも無かったが、所詮は灰なので同サイズのプリムス製を池袋の秀山荘で買い求める。その時『キャンピングガスは今や工作用なので、登山店じゃなく工具店を探した方がいいよ』と親父にアドバイスされた。
そーいや近所のDoitで見たような気がする。帰りに寄った所、ブルーのガス缶は山積みにされていた。これからの停電に備え2缶を買う。これで暫くは安心だけど、夏の夜にガスの明かりか・・・ゾーとするなぁ。涼しい訳無いし。
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