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オジさんの怒り

高校生の頃、ホームルームという奴があった。授業で無いだけましだが、退屈な時間に嫌気のさした親友のノリオは一計を案じた。別の友人と組み、大論争の挙句の最後は掴み合いになるという筋を実行した。騙されたのはオロオロと心配しまくった担任だけ(笑)。

プロレスを考えて貰えば判るが、良く出来た筋にそったバトルは結構面白い。が、腹が立つのはガチンコを装った八百長試合だ。相撲や隣国のサッカーなら馬鹿野郎で済むが、これを国会でやられたら単純な連中はあっという間に引っ掛るだろう。

現在ぼーずの住んでいる辺りは、戦後しばらくキャンプドレイクと呼ばれる進駐軍の広大な基地だったそうだ。ベトナム戦争の頃まで米軍が駐屯し、完全に返還されたのは20年ほど前なのでそう古い話ではない。今ここが燃えている。隣の朝霞市にある広い跡地に12階建ての国家公務員宿舎を建てると言うのだ。

元々この計画は例の仕分けで『無駄の極み』として却下された案だった。それを裏でなし崩しに承認したのが新しい首相。そーか調整型とは裏で画策する人の事なのか。TVでの仕分けはガス抜きの為のショーだったんだ。『咬みつき魔』はブラッシーのものなので蓮舫には『Big Mouth』のリングネームを進呈しよう。

そもそも自前で建てる金があるなら、民間から借り上げろというのだ。建てて儲かるのは地主(ここの場合は国だが)と土建屋がほんの一時だけだ。借り上げなら地元の業者へ定期的に金が落ちる。不景気対策には後者の方が有効だと思うのだが。

この話にはもっと裏がある。広大な基地と書いたようにキャンプドレイクはいくつかの市や練馬区にまでまたがっていた。ここから2kmも離れていないぼーずが住む新座市にも跡地があり、既に650世帯分の国家公務員宿舎が完成しているのだ。

更に言うと約5%に当たる32世帯を東北の被災者に無料で貸し出しているのだが、新座市民を頼って逃げてきた人とか細かな縛りをかけているため追加募集をする有様だ。アイデアは認めるが貸せるという事は空きがあるという事だ。おまけに、外から見る限り空きはもっとありそうだ。

それなのに、ここから歩いて行ける所にもっと大掛かりな宿舎を建てようという奴の頭が理解できない。そんな金があるなら復興に使えよ。 ↓ 写真は新座市の宿舎。



向かいは百均、いなげや、バス停に蕎麦の大村庵(知らんだろ)と便利な場所にある。空きが多いのは判り難いかもしれない。今度は夜に撮って、暗い所は空き部屋と決めつけてやる。ぼーずはしつこいのだ。しかしこの建物、外から見て公務員宿舎と判る記載は皆無だ。この細やかな心遣いを国民にも(笑)。

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